2019年11月8日金曜日

快挙! バスケ部吉田滋くん。仁科記念賞


 国内の物理学の優れた業績を顕彰する今年度の仁科記念賞に、バスケ部の吉田滋くんら3学者が選出されました。吉田くんは千葉大理学研究院教授。ニュートリノの研究者です。仁科賞は、日本の物理学者なら誰しも憧れる栄誉ある賞です。過去の受賞者から6人がノーベル物理学賞に輝いています。本当におめでとうございます。
→新刊「深宇宙ニュートリノの発見」(光文社新書)発売されました。(4/17)

5 件のコメント:

  1. 仁科賞を受けた人々2019年11月8日 22:26

    仁科賞は「日本の現代物理学の父」と呼ばれた仁科芳雄博士の功績を記念して1955年に創設されました。原子物理学とその応用に関して優れた業績をあげた、比較的若い研究者を表彰するそうです。
    ノーベル物理学賞受賞者では、江崎玲於奈、小林誠、益川敏英、小柴昌俊、中村修二、梶田隆章の各氏が受賞しています。ほかにも、有馬朗人、飯島澄男、戸塚洋二などなど、ビッグネームがずらり。吉田くんも、堂々たる泰斗の一人に列せられました。(丸山)

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  2. 新刊発売!2020年4月17日 8:41

    吉田滋さんの新刊「新宇宙ニュートリノの発見」が発売されましたのでお知らせです。

    研究は結果が全てだけど、その道のりを書いた本はないとの思いから本を書こうと思ったらしい。失敗談含めて。
    新書だから素人にも読めるかも。価格もお手頃です。

    出版社の紹介文は下記リンクから 
    https://shinsho.kobunsha.com/n/n45f49930c3ff

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  3. 翠嵐同期の皆様 世界的にも大変な中如何お過ごしでしょうか。ボージことT橋英二です。
    丸謙さんのご連絡大変有り難く、吉田さんの御高著の新書をamazonで取り寄せ、昨日一日で一気に拝読しました。 同じ技術研究者としてレベルは比べ物になりませんが、大変感動を覚えました。
    「四十億光年!のかなたからくる素粒子の話」ですが、専門はさておき直観的に判りやすく書かれていて一般の方にもお勧めです。(図は専門的ですが数式は簡単なもの2つだけで、皆さんの知的好奇心も十分満足すること請け合いです)
    吉田さんの研究者としての悪戦苦闘、失敗や壁を泥臭く乗り越えていく姿がとてもよく描かれていて、 ユーモアあり、涙出来るエピソードありで、一般の科学系の新書とは毛色が異なり、とても爽やかな読後感があったので 先ずは皆様と、当社の壁に当たっている研究者に是非共有したいと、心から感じています。 早速今朝方、私の短い読書感想を含め久しぶりに吉田さんとメールやり取りしました。一部引用させて頂ければ、 「・・簡単な道はないんだけど、恐れず行けばなにかは掴めるということを伝えたかったので・・」 とのことでした。
     コロナ禍で皆さん大変かと拝察します。そんな中、ある同期への共感と共に、何か背中を押されちょっとした 勇気をもらえる読書などは如何でしょうか。
    お互い様ですが、どうかくれぐれもご自愛ください。 来る11月7日の同期会、お互い元気な顔で再会出来るといいですね。  英二拝

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  4. 朝日の書評に登場2020年6月30日 23:32

    6/27の朝日新聞書評欄で紹介されました。宇宙物理学者の須藤靖・東京大教授が、吉田くんの仁科賞までの軌跡について、「波瀾万丈の冒険の数々をぜひともお楽しみいただきたい」と称えています。

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  5. イベントの紹介2020年9月8日 6:44

    吉田くんの著書に感銘を受けたという方々による天文関係のイベントが9/27から、東京、京都で始まるそうです。吉田くん自身の出演はないようですが、面白そうです。詳しくは下記のURLを見てください。宙フェス2020
    https://sorafes.com/?fbclid=IwAR184BQig68QVEXou5ddqsLapXmxw69WAD3uIM-L3SlBXceSUWybRvzdQQ0

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