2019年3月13日水曜日

康平くん、2年目シーズン突入!


日本ハムファイターズ期待の左腕が2年目のシーズンに突入します。キャンプ、オープン戦と順調に体を作りました。3/16(土)ジャイアンツ球場(よみうりランド)のイースタンリーグ開幕戦で、巨人軍相手に登板する予定です。その先の一軍昇格も見えています。今年もみんなで応援しましょう。このブログのチェックをよろしくお願いします。
※ ジャイアンツ球場の登板はなくなったと急報が入りました!(3/15)

50 件のコメント:

  1. ジャイアンツ球場への行き方2019年3月13日 8:08

    3/16のイースタン開幕戦は、13:00試合開始です。ジャイアンツ球場へは、小田急のよみうりランド前駅からバス、もしくは京王線のよみうりランド前からロープウェーで行けます。二軍戦は当日、球場でチケット買えます。自由席なので、翠嵐仲間で固まって見られますよ。ルーキーの人気者、吉田輝星くん(金足農)や、柿木蓮くん(大阪桐蔭)、万波中正くん(横浜高)が見られるかも。ハンカチ王子も。
    登板予定のわかっている土日は滅多にありません。こんな近場なのも貴重な機会です。都合の付く人はぜひどうぞ。(丸山)

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  2. 明日の交通手段2019年3月15日 8:26

    ジャイアンツ球場の交通手段ですが、京王線からはゴンドラに乗ると遠回りになるそうです。駅から登り坂を10分で球場に着けますので、ゴンドラには乗らないで。小田急から来ると、ランドのバス停から車道を10分くらい歩くようになります。ちょっと不安になりますが、案内表示通りに歩きましょう。
    雨が心配ですが、朝のうち降って、しばらく止むようです。入場券は1100円です。名乗りを挙げてくれた皆さん、日ハム側スタンドでお会いしましょう。

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  3. 登板予定、お流れに2019年3月15日 23:45

    ジャイアンツ球場の3/16登板はなくなったと、パパ台から連絡が入りました。詳細は不明ですが、深刻な問題ではなさそうです。
    う~ん。休日に近場の登板情報が入ったのは貴重だったんですが。残念!!

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  4. オープン戦でG主力と対決!(上)2019年3月21日 10:35

    さすがに球界の盟主、巨人軍の壁は厚かった。
    康平くんが20日、甲府での一軍オープン戦で中継ぎ登板しました。相手は読売巨人軍。7回と8回の2イニングで打者10人に36球。被安打3、失点2、四死球2でした。牽制アウトが一つあったのはさすがです。
    16日のイースタン開幕戦を回避したのは、20日の登板を優先させるためでした。巨人主力相手にアピールして開幕一軍を勝ち取る戦略でしたが、残念ながら、ファームに戻って鍛え直すそうです。
    3-4の追い上げムードで登板した7回は、先頭の1番吉川尚を捕ゴロに切ってとり、いいスタートでした。しかし、続く山本に中前安打を許し、3番立岡に手痛い左越え2塁打を浴びました。得点は3-5。4番岡本には、ボール先行でカウントを2-1として痛烈な打球が2塁手のグラブを弾く内野安打で3-6とされました。しかし、この後は重信、移籍の中島を内野ゴロに討ち取って2失点で終わりました。
    続く8回は、先頭マルティネスを歩かせますが、見事な牽制で刺しました。田中を二ゴロに抑えて2アウト。しかし、次のキャッチャー小林に死球。1番に戻って吉川を遊ゴロで3アウトを取りました。

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  5. オープン戦でG主力と対決!(下)2019年3月21日 10:35

    試合は3-6で敗戦。
    記者に囲まれて、反省の言葉が口をつきました。「自分の力不足です。まずはファームに帰って、またアピールしたい」(日刊スポーツ)、「緊張感がありましたし、ボールも荒れていたので反省点だけだなと思います」(スポーツ報知)。
    また、パパ台には、「ストライクとるだけでいっぱいいっぱい」と伝えてきたそうです。
    そりゃあ、まだ2年目ですから、巨人の一軍相手に余裕はないでしょう。これまで対戦してきた二軍の打者と違って、甘い球は許してくれません。
    四死球はいただけませんが、内野ゴロを打たせて抑えた打者が多いのは良かったですね。牽制球も、東大時代から得意でした。
    一軍のマウンドには何が必要か、きっと学んで行ってくれたと思います。日ハムは左の先発が不安なので、チャンスはたっぷりあります。鎌ヶ谷から捲土重来! (丸山)

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  6. 次は3/29平塚!2019年3月25日 21:05

    次は29日(金)のイースタンリーグ、横浜ベイスターズ戦で先発登板の予定だそうです。
    舞台は平塚球場。昨年、二軍の初先発、初勝利を飾った球場です。験のいいマウンドで快投を見せてください。
    なお、先発予定は雨天スライドなどで変わることがあります。この先も広報できる登板予定は書いていきますが、変更の可能性は常に付いて回りますので、悪しからずご容赦ください。(丸山)

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  7. イースタン今季初先発(1)2019年3月29日 22:24

    3/29(金)。平日には代休という手段があります。働き方改革を追い風に、本日、会社休んで平塚球場へ出動しました。本当は、勤続30周年表彰式というのがあったようですが、同期はいっぱいいるから、一人くらいいなくてもバレやしないでしょう。
    平塚で降りると、寒い。桜も三分~五分咲き。まずは平塚駅前でラーメン食って温まりました。入店してから気付きましたが、二郎系でやたら量が多かった。球場まで15分ほど歩いて腹ごなし。同僚のベイスターズファンからもらった、平塚球場と横須賀球場の無料券でまんまと入場しました。
    パパ台に電話すると、ネット裏三塁寄りにいました。隣に康平くんによく似た青年が。三男坊くんでした。この春から三田(日吉)の大学に入ります。パパから桜丘高校の4番打者と聞いていましたが、本人は「7番です」と訂正していました。
    「あそこ見て」とパパ台が3塁側スタンドを指さします。そこには手作りうちわをかざした、小学生男女と引率者が30人ほど陣取っています。「うちの3人がお世話になった戸塚の学童クラブのみんな」とパパ台。うちわには「康平」とか「宮台52」「がんばれ」と書かれています。パパ台がご招待したそうです。タイガーマスクみたいですね。

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  8. イースタン今季初先発(2)2019年3月29日 22:24

    先攻のハムの初回は、ヒットが1本出たものの、不運な併殺打で無得点。康平くんがマウンドに向かいます。昨年、プロ初先発で勝利投手となった、験のいいマウンドです。捕手はルーキーの田宮(成田)。18歳の「高校生」です。ほかに、3塁手の野村(花咲徳栄)、右翼手の万波(横浜)も18歳。パパ台監督が三男坊くんに「同級生だぞ」とからかいますが、三男坊くんは「根尾(中日のドラ1)って4年くらい先輩に見えた」と笑わせます。
    康平くんの初球は138㌔のボール。2球目は135㌔でストライク。落ち着いた感じです。先頭打者は4球目で左飛に打ち取りました。2番打者はルーキーでしたが3球目で遊ゴロに抑えます。3番もルーキーですが、ベイ期待の強打者伊藤裕季也。ここでMAX141㌔が出ました。しかし、主審が低めを全然取ってくれず、フルカウントの末に四球。迎えた4番細川は右飛。ハムのルーキー万波が危なっかしく捕球しました。3アウト。無失点で初回を終わらせました。

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  9. イースタン今季初先発(3)2019年3月29日 22:25

    2回もハムの攻撃は3人で終わりました。ベイの先発、平賀は巨人から移籍の24歳。素晴らしい投球を見せています。康平くんが2回のマウンドに登るとき、ママ台が登場しました。午前中はちゃんと仕事をしてから駆けつけています。
    ママの前で康平くん、5番打者中川大に初安打を浴びます。右翼線に飛んできた打球を万波が取り切れずに弾いて、ボールがファールグランドを転々とするうちに、2塁へ進まれました。「ダイビングするか迷ったな」とパパ台。まずい守備でした。続く打者は飛雄馬。本名らしいです。2ストライクまで追い込みましたが、きれいにライト前に運ばれました。無死一、三塁のピンチ。「うーん。抑えてほしい」と康平応援席の我々。周りはベイファンがやんやの喝采です。「直球しか投げてないね」とパパ台。三男坊は「首、振ってないけどね」と応じます。家族では、康平くんが変化球を躊躇しているとみていました。続く7番青柳は2球目に二飛で討ち取りました。一死一、三塁。「ここでゲッツー欲しいね」とパパ台。8番打者は2球で追い込み、1球ボールを見せて、4球目にセンターライナー。二死まで来ました。

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  10. イースタン今季初先発(4)2019年3月29日 22:25

    打席は9番の大河(たいが)。ここも全部直球で行きました。130㌔台後半でコーナーを突いていきます。フルカウントとなってラストボール。これを右前に流されました。タイムリーで1点失います。ベイ打線は1番以外、全員右打者。ヒットは全部ライト前でした。
    打順は先頭に戻って左打者。ここでセンターフライを打たせて3アウト。何とか、最少失点で終わらせました。
    日ハムの3回の攻撃も、全部ゴロで三者凡退。完全に封じられています。
    3回裏、康平くんのマウンド。相変わらず主審は低めを取ってくれませんが、康平くんは辛抱強く投げて、高さのある右飛。万波に飛ぶとヒヤヒヤします。続く伊藤裕季也は高~い二塁フライ。これを二塁手の渡辺がポロリとやりますが、伊藤が二塁を欲張ってタッチアウト。康平くん、難を逃れました。さらに4番細川もまた二飛で3アウト。3人で終わらせました。フライでアウトを稼いでいます。

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  11. イースタン今季初先発(5)2019年3月29日 22:26

    4回の日ハムの攻撃は、死球とヒットで二死一、二塁としました。打者は5番渡辺。これがバックスクリーン方向へ打ち上げて、センター青柳が背走します。「やったー!」「よし抜けたー」と我々が絶叫しますが、なんと青柳がこれを見事にキャッチ。超のつくファインプレーで、一瞬描いたハム逆転の夢は消えました。
    康平くんが4回のマウンドに登ります。打順は2回にヒットを打たれた中川大と飛雄馬。「今日、三振ないね」と言った途端に、2者連続三振。我々の会話が聞こえたんでしょうか。さっきのお返しをきっちりしました。「よし、三者三振」と言ったところ、7番青柳が初めて引っ張って左前安打。「さっきの超美技で気をよくしてるかな」とパパ台。暴投で二塁へ進まれて、続く8番の流し打ちで右前安打。二死一、三塁。打順は2回に適時打を浴びた大河です。調子のいい打者は怖いもんです。今度は引っ張って左前適時打。2点目を失いました。先頭に戻って左打者を一塁ゴロに討ち取ってチェンジ。この左打者は完璧に押さえました。

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  12. イースタン今季初先発(6)2019年3月29日 22:26

    5回のハムは無死満塁と攻めましたが、犠牲フライの1点止まり。1点ビハインドで、5回裏、荒木大輔監督が投手交代を告げました。康平くんは4回打者19人を失点2、被安打6、奪三振2、四球1でした。まだ行けると思いましたが残念。ママ台はここで仕事に戻ります。こうなると、何とか追いついて康平くんの黒星だけは回避しなければなりません。
    ところがリリーフの立田がベイの4番細川にバックスクリーン直撃の特大弾を食らいます。「打った途端にホームラン」とパパ台。あまりのすごい打球に呆然となりました。1-3。
    6回はともに無得点。日ハムの3番手北浦が抑えました。康平くんの同期入団の高卒選手で、成長期なので球速がどんどん上がっている左腕です。7回のハムの攻撃でようやく打線が火を噴きました。失策を足掛かりに、二死一、二塁と攻めて、打者は先頭姫野。これが左前安打を放ちました。しかし、2塁走者はコーチが3塁で止めました。ここでパパ台解説。「3塁を回すかどうかの基準は、高校野球だと、外野手が捕球してるときに3塁に来ているかどうか。いまのは高校生なら突っ込んでたけど、プロは危ないのかも」。
    二死満塁。ここで2番今井が2点適時打。見事同点に追いつきました。「やったー。負けが消えたー」と叫んだ男は私です。このまま逆転と行きたいところが、同点止まりでした。

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  13. イースタン今季初先発(7)2019年3月29日 22:27

    試合はこの後、暗転します。康平くんの同期、北浦が7回裏。3ランを含む怒涛の6連打を浴びて一気に5点を失いました。3-8。日ハム側は脱力。直球がいくら早くても、コースが甘いと打たれます。それに緩急を付けずに直球だけでもやっぱりダメです。ゲームはこのまま、3‐8で終わりました。
    「(康平くんの)出待ちとかしないよね」と、パパ台が三男坊くんに言うと、「まさか」と三男坊くん。それでも、ベンチ前のミーティングが始まると、三男坊くんが「ワンチャン、行ってみる?」と誘います。康平くんに会えるチャンスかもしれないから、ベンチ上のスタンドに行こうという意味です。3人でベンチ上に行くと、荒木監督に投手陣が集められてミーティングやっていました。一礼して、投手の輪がほどけると、我々3人が固まっている方を、康平くんが見上げています。3人で手を振ると、康平くんがアイコンタクトしてくれて、歯にかんだようなニンマリした顔を見せました。この表情、最高でしたよ。忘れられません。一軍の大球場もいいけど、二軍の試合はこういうのがいいんですよ。

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  14. イースタン今季初先発(8)2019年3月29日 22:28

    パパ台から、試合後のコメントが届いています。
    「大学4年の春を思い返すと、投げるたびに大量失点でした。でも、プロに入ってからは、ボコボコにされた記憶が無いのですよ。一つひとつのボールは大したことないのですが、なぜか試合を壊さない不思議な投手なのかもしれません。翠嵐&東大の呪文が彼をまだ守ってくれているのかもしれません」
    そして、一軍は開幕戦。札幌ドームで、中田翔のサヨナラ満塁ホームランで劇的勝利です。
    ああ、満足な1日。表彰式サボってよかった!(以上、丸山)

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  15. プロ入り後、初の炎上2019年4月6日 10:21

    4/5の金曜日は、中6日の先発となりました。西武第2球場のイースタンリーグ西武戦。
    この登板間隔で先発を任されたあたり、首脳陣から康平くんへの期待を感じます。
    ところが、プロ入りしてから初めての、大炎上となってしまいました。
    初回は無失点でしたが、2回になんと打者12人で6失点。甘い球を次々狙い撃ちされてしまいました。ホームランも1本被弾。ネット中継には、顔色を失った康平くんが映っています。バックの守備もまずかった。この回までで降板となりました。
    2回で85球は多かった。6安打(1本塁打)、4四球、3三振。試合は1-14の大敗。。。
    試合後、パパ台には「変化球でストライクが取れなかった」と感想が来たそうです。パパ台からは「リベンジしろよ」と。
    思えば、対西武では、去年7月に岩見沢球場で7回2失点に抑えてイースタン2勝目をもぎ取っています。西武からすれば、康平くんにリベンジしたってところでしょう。
    何事も経験。どんな仕事だって浮き沈みはつきもの。常にうまくいくことはないんだから、気分転換して次、頑張ろう。(丸山)

    ※ 前回の平塚球場で、ベイの先発を「平賀」と書いたのは「平良」の誤りでした。

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  16. 仙台で登板2019年4月17日 1:20

    そろそろかと思っていましたが、16日に康平くんが仙台のイースタン楽天戦で投げました。0-4で劣勢の4回から登板して5イニング。5安打3失点で2四球1三振。うち3回は打者3人で片づけました。勝ち負けつかず。まずまずですね。
    4回の立ち上がりは先頭打者を歩かせて、続くオコエに左越え2ランを打たれました。ノーアウトの2失点にどうなることかと思ったら、その後は別人のように立ち直って快投。変化球が大きく外れることもありましたが、打たせて取るピッチングで5回は三者凡退。6回は一安打されましたが併殺で終わり。7回も三者凡退でした。8回一死で大学時代からの宿敵、慶応の岩見と対決しました。神宮ではホームラン打たれています。苦手意識があるのか、この日2個目の四球で歩かせました。足が遅いから併殺でやっつけられると期待しましたが、次の打者に左前安打で1、3塁。さらに右前適時打をくらって3失点目。しかし、次の打者で2ゴロ併殺打に討ち取りました。
    しかし、日ハムは貧打で困ります。全然、ヒットが続かない。外野フライが一伸び足りない。けがの清宮が帰って来てくれたら。
    ところで、この試合、イレブンスポーツというサイトで生中継していました。最初は仕事中にチラ見だったんですが、康平くんが登板してからはガン見して、スコアまで付け始める始末。声を上げずに観戦するのはなかなか苦しかった。サボったツケで、今夜は23時過ぎまで仕事する羽目になりました。(丸山)

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  17. 今季初勝利! 西武にリベンジ2019年4月25日 1:14

    康平くん、やりました。
    4/24鎌ヶ谷スタジアムでのイースタンリーグ西武戦。6回を投げて5安打1失点で今季初勝利を挙げました。西武には、4/5に所沢で2回KOの憂き目を見ていましたが、見事なリベンジでした。今年先発3試合目で1勝1敗としました。
    13時の試合開始直前に康平くんの先発を知りました。無料のネット中継がなかったので観戦は諦めていたんですが、ハンド部のK藤M和さんが「GAORAで放送してる!」と連絡をくれて、逐一、中継してくれました。「味方の満塁ホームランで4-0で勝ってるよ」「さらに追加点!」と、職場でスマホ画面にくぎ付けです。康平くんが投げているイニングは短時間で終わるので、「しめしめ。これは球数少ないぞ」とほくそ笑んでいました。
    育成選手の海老原が打った満塁ホームランとタイムリーヒット、さらにルーキー万波がゴルフのようなスイングで放ったタイムリーで6-0。ところがK藤さんからは「雨が降って来た」と不気味な情報。「げ、6回までやって試合成立させて」と祈りながらスマホを見ていると、5回表に1本ソロホームランを浴びて6-1。勝利投手の権利獲得の5回を投げ終えて、僕は静かにガッツポーズでした。康平くんは今季最長が5イニングでしたが、この日は6回もマウンドへ。ここも無得点に抑えて、7回からリリーフにマウンドを託しました。三振4、四球3でした。試合後のインタビューでは、「ようやく勝てました」と安堵の表情を浮かべ、「無駄な四球があったのと、2ストライクに追い込んでから打たれたのが反省材料」と語りました。自己採点は70点とのことです。
    昨年から、二軍での通算成績は4勝2敗となりました。立派ですね。
    有料ネットTVで観戦していたパパ台監督がメールで祝福したところ、「復調の兆しありです」との返信があったそうです。次も期待しましょう。(丸山)

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  18. 社会人との練習試合に登板2019年5月7日 22:21

    連休中の5/2に行われた、JR東日本との練習試合に康平くんが登板しました。6回を投げて105球、被安打6で失点1。エラー絡みのピンチに押し出し四球を出してしまっやようです。試合は作ったんですが、貧打の日ハム二軍。社会人野球チームに完封リレーを喫して0-1。康平くんが負け投手になってしまいました。。。JRの先発は康平くんの前年のドラフトでハムの6位指名を蹴った履正社の山口裕次郎投手。因縁ですねぇ。(丸山)

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  19. 楽天戦、自己最長7イニング 勝ち負けつかず2019年5月12日 10:43

    康平くんが5/10のイースタン公式戦に先発しました。7回104球は自己最長タイ。5安打4失点でした。本塁打2発が痛かった。それでも四球3個で奪三振7の内容は上々です。
    日ハム森山のホームランで先制して1-0の2回、宿命のライバル岩見(慶応)にライトスタンドへ2ランを打たれました。外角高めの変化球。パパ台は「(岩見は)天敵ですね。失投だった」と悔やみます。さらに3回にもヒメネスの適時打で3点目を失います。しかし、その裏に森山が2打席連続のアーチで追いつきます。3-3。4回と5回は落ち着いて三者凡退。4回にもらったリードで4-3でしたが、6回に楽天4番内田にソロホームランを被弾して追いつかれます。「打った方が上だった」とパパ台。内田には康平くん、去年7月にもここで被弾しています。二軍にいるのがまったく不思議な好打者です。
    岩見はその後2打席は左飛、二飛に討ち取りました。
    康平くんは「前半は置きに行く悪い投球でした」と振り返っていたそうです。パパ台は「全体的に低めに集まって、すごいいい投球でした」と目を細めております。
    試合は4-4で延長戦になり、10回表に楽天に2点取られて4-6となりましたが、10回裏にルーキー万波(横浜)の逆転サヨナラ3ランが飛び出して、7-6で勝ちました。
    次回先発は、来週末の大和、横須賀のベイスターズ戦を期待したんですが、その次の21日巨人戦(鎌ヶ谷)になりそうです。巨人のファームにはビヤヌエバとかゲレーロとか、無駄な金をつぎ込んだ舶来大砲がゴロゴロしております。負けるな。康平くん!(丸山)

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  20. フレッシュオールスターに推薦2019年5月13日 23:18

    本日、康平くんが7/11に仙台である「フレッシュオールスター2019」に、日ハムから推薦されました。投手では今年のドラ1の吉田輝星投手と、去年のドラ6鈴木遼太郎投手と3人です。まだ、これからイースタンリーグの選考があるので、出場が決まったわけじゃありませんが、期待したいと思います。
    要項を見ると、「各球団は極力、本年度のドラフト1・2位で入団した選手を含め、地元出身あるいは話題性のある選手を推薦する」とあります。吉田輝星は東北秋田の金足農で、鈴木も石巻出身で東北学院大だから、ちょっと康平くんは劣勢かな。ドラ7の康平くんが推薦されたのは、「話題性」ですかね。
    出場選手の発表は6/26です。
    去年はハムから出た清宮幸太郎くんがホームラン打って、優秀選手賞取りました。(丸山)

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  21. 5/25上尾球場で登板2019年5月24日 7:33

    康平くんの先発登板、5月21日の巨人戦が雨で流れましたが、25日の上尾球場西武戦にスライドになったそうです。東京北部、埼玉県在住者はチャンスです。

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  22. 上尾で3回3失点。2敗目...2019年5月25日 22:13

    5/25。炎暑の上尾球場でイースタンリーグ西武戦に先発しました。1回は無失点でしたが、2回に5本の安打を集中されて3失点。3回は無失点に抑えて、4回から斎藤佑樹先輩にマウンドを譲りました。49球。被安打5、四球2、奪三振1。斎藤先輩も2回6安打3失点。試合は2-6で敗れ、康平くんは2敗目(1勝)を喫しました。
    この暑さで炎天下の試合は、考えものですね。二軍もナイターにした方がいいんじゃないかと。(丸山)

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  23. 康平くん、1イニングぴしゃり2019年6月2日 7:09

    5/31の鎌ヶ谷ヤクルト戦で、康平くんが8回に中継ぎ登板。打者3人を12球で三者凡退に片づけるナイスピッチングを見せました。1人目浜田は見逃し三振、2人目のルーキー中山(履正社→法政大、神宮で何度も対戦)は右飛、3人目渡辺は投ゴロ。ホールド獲得です。
    日刊スポーツのサイトに記事がありましたが、康平くんも鎌ヶ谷寮に蔓延したウイルス性腸炎にかかってたんですね。吉田輝星とか万波中正もこれでダウンしていました。前回、上尾球場で西武に打たれたのもこのせいでしょうか。次回から、先発復帰です。
    試合後、パパ台には「球速上がってきました」「やっぱりプロは全力投球じゃないと押さえられませんね」とメールしてきたそうです。パパ台は「今頃わかったのかな」と苦笑しておりました。(丸山)

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  24. 次回は6/6巨人戦2019年6月5日 0:02

    信頼すべき筋からの情報では、康平くんの次の登板は6/6(木)、ジャイアンツ球場の巨人戦らしいです。天気予報は晴れ。最高気温31度と予想されております。5/25上尾に近い環境かもしれません。本日、巨人には、ルーキー吉田輝星(金足農)が3回6失点と打ち込まれております。康平くんに仇を討ってもらいましょう。(丸山)

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  25. 巨人戦で快投! 6回1失点2019年6月7日 0:38

    この暑い中でよく頑張りました。
    ジャイアンツ球場6/6のイースタンリーグ巨人戦。先発した康平くんは、6回を投げて76球、3安打(うちホームラン1)、3奪三振、無四球。1-1で7回から斎藤佑樹先輩にマウンドを譲り、味方の援護で6-1となり、斎藤先輩にバースデー勝利をプレゼントしました。東大→早稲田の高偏差値リレーは、上尾球場に続いて日ハム名物になってきました。
    康平くんは、6回のうち、2、4、5回は三者凡退。5回までは3塁も踏ませない好投でした。
    G3連戦の初戦で打ち込まれたルーキー吉田輝星の仇を取りました。吉田は炎上しても明日から一軍に帯同して、12日に札幌ドーム広島戦でデビューするようですね。栗山監督、上げる順番違いませんか?
    パパ台から康平くんに「暑かったから疲れたでしょ」とメールしたところ、「夏はもっと暑いです」と返信がきたそうです。(丸山)

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  26. 独立リーグ交流戦に好投、次は27日2019年6月23日 10:09

    梅雨時は日程が流動化します。康平くんの先発予定は6/16の楽天戦(山形・天童)だったんですが、雨で流れました。スライドして6/18の独立リーグ交流戦、石川ミリオンスターズ戦(金沢市民球場)に登板しました。2軍のイースタンリーグは7球団なので、試合のない週が時々あります。そういうときにセミプロ球団と試合をするんですね。
    康平くんは2-2の5回裏から登板。3イニングをほぼ完璧に抑えました。パパ台曰く「完全に相手を圧倒しておりました、これは我が子ではないぞ(笑)のピッチングでした」とのこと。Youtubeでライブ観戦していたそうです。検索すると見づらい動画ですが、残っていますよ。
    康平くんは日程が変わらなければ、27日の戸田球場ヤクルト戦で先発するようです。河川敷から眺めらます。日ハム一軍はエース上沢の負傷離脱で大ピンチ。康平くんの27日次第では、一軍から声がかかるかもしれません。最近好調だけに、期待しましょう。(丸山)

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  27. イースタン・ヤクルト戦、上出来! 初セーブ2019年6月28日 23:53

    6/27の戸田球場ヤクルト戦はばっちりでした。
    先発という情報だったんですが、1点リードの6回から登板。4イニングを投げて、2安打無失点、3四死球、5奪三振でプロ入り初セーブを挙げました。
    心配されたお天気も、幸い最後までもってくれました。
    ヤクルトには、ベテランの坂口とか川端慎吾とか一軍レベルの選手が出ていました。日ハムで去年一年間一緒だった太田賢吾先輩とも再会しました。
    6回は二死から死球で走者を出しましたが最後はショートライナーで切り抜けました。
    7回は一死から四球で出塁されるも、坂口に10球くらい粘られた末に左飛。続く太田は三振に討ち取りました。
    8回は表の攻撃がビッグイニングになって日ハムが6点取りました。あまりにも長い攻撃でリズムが崩れないか心配しましたが、集中力は途切れません。先頭を遊ゴロで抑えます。一死から川端に左前安打を許しましたが一塁釘付けで中飛、三振でチェンジ。
    すでに9-1で試合は勝負が見えていましたが、9回は一死から四球、一人三振の後、坂口に中前安打を打たれて二死1、2塁。しかしここで太田からこの日2個目の三振を奪ってゲームセットでした。
    この日は変化球からの入りが多かったんですが、140㌔台前半のストレートもしっかり制球できていました。康平くんの成績は5月25日に上尾球場で西武に敗れた後は、14イニングで1失点だそうです。防御率も4.74まで回復しています。
    日ハム一軍は先発のコマ不足に悩んでいるので、そろそろ声がかかることでしょう。この日の先発左腕・上原投手を凌駕するピッチングでした。(丸山)

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  28. 天気次第ですが、次は7/42019年7月3日 7:36

    雨が降らなければ、次は7/4の鎌ヶ谷球場、西武戦だそうです。6/27のヤクルト戦快投から、登板間隔が短くなっています。これまでなら、ほかにも順番待っている投手がいるから、10日程度はあけていました。先週末はハム二軍の試合がなかったので、ほかの投手より康平くんが優先されたように見えます。一軍に上げるかどうか、荒木大輔監督がいよいよテストしたいのでしょう。康平くん、テストは得意のはず。
    西武には上尾球場で5/25に苦杯を喫していますが、きっちりお返ししましょう。
    最近の康平くんは14イニングでわずか1失点です。(丸山)

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  29. 【臨時告知】7/6横須賀球場でナイター2019年7月5日 23:35

    康平くんが明日7月6日、凱旋登板します。
    イースタンリーグのベイスターズ戦。18時からのナイターで、場所は横須賀球場です。
    一度は8日の浦和球場と決まっていたんですが、急きょ繰り上がりました。一軍昇格を、緊急に判断する必要が生じたためだと思われます。
    雨天の場合は、翌7日の平塚球場14時。康平くんの優先度が分かります。ちょうど七夕まつりなので、そっちでもいいですね。

    行ける方はスタンドで会いましょう。パパ台も来ます。

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  30. 横須賀ナイター、クオリティースタート達成2019年7月7日 10:37

    康平くんが一軍昇格を賭けた7/6横須賀スタジアムのベイスターズ戦。自己最長と思われる6回1/3を投げて、113球6安打6奪三振の2四球で、自責点3でした。先発投手が6回以上を投げて自責点3以内に抑えることを「クオリティースタート」と言いますが、康平くんはこれをきっちり達成しました。
    ベイスターズ先発の京山が驚異的な好投でした。8回93球1安打11奪三振だったので、康平くんが敗戦投手となり3敗目(1勝1S)となりました。まあ、1安打じゃ勝てませんからね。7回途中までノーヒットノーランやられるところだったんですから。
    イースタンは勝ち負けより、個々のプレーが大事。康平くんは、空振りを取れる変化球をものにしつつあります。初回の2失点も、一軍の外野守備なら防げていました。7回にもこの日のMAX142㌔を連発していました。ペース配分もスタミナも身に付いているようです。かなり順子ひいき目ではありますが、一軍昇格いつでもOKです。(丸山)

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  31. 横須賀観戦記(1)2019年7月7日 12:18

    バックネット裏2列目には、パパ台夫妻、T樫くん、T島アッコさんと私。18時の試合開始時には、幸いなことに雨も降っていません。追浜駅から徒歩15分の横須賀スタジアムは、わずか1000円でプロ野球をネット裏観戦ができるのでお得です。去年の7/15に、パパ台監督率いる松陽高校が瀬谷高校を8-6で降した舞台もここでした。思えばあの日は、両軍2人が熱中症で倒れた、文字通りの熱戦だったのです。RCサクセションの「雨上がりの夜空に」の替え歌で応援する松陽高校、今年も頑張ってください。
    横道にそれました。ベイのスタメンには、梶谷とか倉本とか、先発京山とか、「なんで二軍におりますのん」という選手が混じります。翻って日ハムは発展途上の選手ばっかり。背番号3桁の育成選手も2人出ていました。
    康平くんの登板日は、もともと8日の浦和ロッテ戦と言われていたのが早まりました。理由について、パパ台は「おお、お前神奈川出身だったな。じゃあ、明日投げろ」って調子だったんじゃないか、と言います。でも、そんなことでほかの選手を押しのけることはないはずです。もしかしたら、この日斎藤佑樹先輩が一軍に昇格した穴埋めかなとも考えましたが、斎藤は3日に投げたばかりなのでそれもないでしょう。6日が雨なら7日に平塚で投げろとまで言われていたことからも、康平くんを試すのが最優先事項だったはずです。
    パパ台は7日だと、県予選の開会式なので見られません。6日は最高のタイミングでした。

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  32. 横須賀観戦記(2)2019年7月7日 12:19

    先攻はハム。さっさと三者凡退に終わりました。背番号52がマウンドに向かいます。ベイスターズファン中心のスタンドで、ネット裏一塁寄りに一塊の日ハムファンが陣取りました。最前列の若い女子3人の声援と、野太い私の声が絡み合います。
    康平くんの先頭関根への初球は125㌔の変化球。最近はこの入り方が多くなりました。続いて134㌔でストライク。3球目をライト前へ運ばれました。これは右翼手姫野の一歩目が遅く、一軍なら右飛で済んでたはずでした。2番大河には5球目を今度はライトオーバーの2塁打。またも姫野がまずい守備をやりました。パパ台は「この球場、照明が暗いからなあ」と首を傾げます。「いま気付いたけど、イースタンて審判3人でやるんだな」とパパ台がつぶやきました。確かに主審のほかに、一、二塁間と三遊間に一人ずつの配置です。高校野球は、ナイターになると、外野に審判を2人増やすのと対照的です。
    さあ、康平くんが初回のピンチ。無死2、3塁です。打者は梶谷。1億円プレーヤーとの対決になりました。追い込んでからファウルと2球ボールで2-2となりましたが、最後は空振りの三振に討ち取りました。続いて、4番ルーキー伊藤裕季也。ドラ2の有望新人です。これも4球で三振に仕留めました。大ピンチを三振で二死まで持っていきました。この日の一軍で、ハムの先発21歳の堀投手が、初回に無死3塁を無失点で切り抜けたのが頭をよぎります。康平くんも続いてほしい。5番打者は飛雄馬。本名です(松井飛雄馬)。2-1まで追い込んで、4球目にレフト前へ打たれた打球は、左翼手のダッシュも追いつかず2点タイムリーとなりました。これも一歩目が早ければ取れていた打球でした。パパ台も「討ち取った当たりだったんだけどな」と悔しがります。0-2。ベイの京山のピッチングを思えば、重い失点になりました。続く6番倉本は遊飛でチェンジ。

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  33. 横須賀観戦記(3)2019年7月7日 12:19

    2回表のハムの攻撃は、2人三振の後、6番高浜が肩に死球を受けました。頭に当たったようにも見えたので、アッコさんが悲鳴を上げましたが、初めてのランナーとして元気に一塁に走って行きました。思わず拍手。
    高浜は横浜高校出身の選手です。兄貴がロッテにいます。パパ台が、前任の上矢部高校で高浜のいた横浜高校と対戦した思い出を語りました。それは2012年7月14日の夏の予選。舞台は保土ヶ谷球場。横浜の4番打者に、九州から入学してきた1年生の高浜祐仁三塁手が座りました。1年生で横浜の4番を任されるのは筒香以来だったそうです。初回の打席を一死1、2塁で迎えて、初スイングでなんと左翼場外に消える大ホームラン。あどけなさの残る15歳の少年が一気に注目を集めました。当時の渡辺元智監督は「打撃に関しては非凡なものを持っている」と絶賛していました。
    上矢部は0-8で敗れたそうです。高浜は日ハムから2014年ドラ7で指名を受けました。パパ台は「上矢部が、高浜のプロへの道を開いたと言っても過言ではない」と感慨にふけっておりました。
    出塁した高浜は、次の打者が三振して残塁。この後、3回から6回までハム打線はずっと三者凡退で、走者は死球の高浜だけ。ノーヒットノーランに怯えるという、情けない試合展開となるのです。

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  34. 横須賀観戦記(4)2019年7月7日 12:20

    2回裏の康平くんは先頭山本を左飛、続く青柳を三振、9番宮本を2ゴロで三者凡退にねじ伏せました。三振は早くも三つ目です。ベイ京山は五つ取っていましたが、見劣りしない内容です。ただ、パパ台は「変化球投げるときにフォームが緩む。あれを見抜かれないようにしないとな」と注文を付けていました。球速は120㌔台の変化球とストレートも137㌔くらいまでが中心です。スピードを抑え気味で、2回のMAXは141㌔でした。それでも三振を取った場面では、「黒羽根(捕手)のリードが素晴らしいな。チェンジアップを見せておいて、うまく決め球を振らせてる」とベテラン捕手を絶賛していました。黒羽根は元々ベイから移籍した選手。日ハム選手の中で一人だけ、打席に立つときにベイファンから拍手を浴びておりました。
    二軍戦は鳴り物応援もなく、試合中は割と静かに進みます。なぜかベイの青柳選手のときだけは、応援歌が歌われていましたが、理由はよくわかりません。大阪桐蔭出身で地元選手でもないし。
    3回裏は先頭関根に遊内野安打でまた出塁されました。2番大河の送りバントを康平くんは落ち着いて1塁送球。一死2塁で強打者梶谷。1ストライク3ボールとしてしまいますが、ここから1球空振りさせて、最後は見逃し三振に討ち取りました。続く伊藤も左飛でこの回も無失点に終わらせました。

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  35. 横須賀観戦記(5)2019年7月7日 12:20

    4回裏の康平くんの投球が、この日の見せ場でした。まず、ベイ先頭の飛雄馬が2塁打で出ました。このヒットは文句のつけようのない当たりで、見事に右中間を破りました。「飛雄馬がサッカー選手にならなくて親は安心したろうな」とT樫くん。飛雄馬のお父さんもオリックスのプロ野球選手だったのでその心配はなかったと思います。ちなみに名付けたのは母親だそうです。
    無死二塁で康平くん、ここを切り抜けられるか。「これは真価を問われるな」と僕も固唾をのみます。次は6番倉本。横浜高校で筒香の一期先輩。本来一軍の選手です。これを2球目で一塁ゴロに仕留めました。さらに7番山本。初球の直球はボールでしたが、空振り、ファウルで追い込んで、最後は141㌔のストレートで空振り三振を奪いました。二死二塁。8番青柳に応援歌が歌われる中、2球で追い込んで最後は2ゴロ。二走を釘付けのまま切り抜けました。「ここを抑えたのはデカい」とパパ台も満面の笑み。ベンチに引き揚げてくる康平くんに、私も「宮台いいぞ~」と絶叫したのでした。きっと康平くんに聞こえたはずです。周りのベイファンの視線を気にして、アッコさんがびびっておりましたが。

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  36. 横須賀観戦記(6)2019年7月7日 12:21

    縁起を担いでビールを我慢していた私も、康平くんが4回のピンチを凌いだことで、解禁しました。梅雨寒のスタンドで、ビールが喉を潤してくれます。5回裏の康平くんは先頭を中飛に討ち取りましたが、2安打されている1番関根への投球が慎重になって、この日初めての四球を出しました。「4回まで無四球で来ていたんだから、制球できてるね」と我々もここは目をつぶりました。2番大河をサードゴロに抑えてツーアウト。アッコさんが「大河(たいが)って下の名前よね」と聞くので、「苗字ならおおかわって読むんじゃね」と答えておきました。そして3番梶谷。これはボテボテのピッチャーゴロ。康平くんが難なくさばいてチェンジとなりました。左打者梶谷を完璧に抑えています。
    さあ、6回を投げさせるか。この日が一軍昇格テストなら、絶対続投だなと内心思っていましたが、やはり、6回表の攻撃中に、康平くんが肩慣らしに、ベンチ前に出てきました。
    「よし。やっぱり100球以上投げられるかどうかを見たいんだな」と、首脳陣の腹を推測しました。6回裏は見事に期待に応えます。先頭の伊藤裕を高~い2塁フライ。しかし、これに野手が5人ぐらい集まった末に2塁手高浜が落球。凡ミスで走者を背負いました。
    パパ台は「この走者が返っても自責点にはならないから」と言いながらも苦い顔です。「ああいうのはセンターが捕るのがセオリーだ」とパパ台が解説しました。この日は結構、上空の風がレフトからライト方向に強く吹いていて、やりづらかったのかもしれません。
    しかし、康平くんは落ち着いたもの。続く飛雄馬に2ゴロを打たせ、4-6-3のダブルプレーで高浜に名誉挽回のチャンスをもたらしました。倉本も2ゴロで結局三者凡退です。この時点で、6回を投げて自責点2。クオリティースタートを達成しました。
    6回が終わると、球団歌が流れます。僕は着ていた背番号52のユニフォームを脱いで、両手で振りかざしながら、「ファイターズ讃歌」を歌ったのでした。ネット中継に映ることも多少意識しながら。(笑)

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  37. 横須賀観戦記(7)2019年7月7日 12:22

    7回表のハムの攻撃でやっとヒットが出ます。一軍経験も多い谷口の一塁へのゴロが、イレギュラーバウンドしてライトへ転がりました。ヒットを示す「H」のランプが点灯。2塁打になりました。「ノーヒットノーラン免れた~」と安堵の声がスタンドのごく一部で出ました。この出塁のときにパパ台が「え、マジまだ行くの!」と声を上げました。
    なんと、康平くんが7回裏も投げるようなのです。この頃、東大野球部OBのM永くんから「仕事終わったけど、まだ間に合う?」「球数どのくらいなの」とラインで聞いてきましたが、さすがに球数までは数えていませんでした。でも100球が近かったのではないかと思います。7回以上で自責点2以下だと、今度は「ハイクオリティースタート」という一段高い名誉が与えられます。この頃から、霧雨が強まってきました。
    谷口残塁で7回裏の康平くん。先頭の山本を2球で追い込みますが、ファウルを3本続けて粘られます。それでも最後はこの日のMAX142㌔を投げ込んで空振り三振。6個目です。
    8番青柳には、140㌔の直球を連投して、康平くんのスタミナを印象付けました。7球目で足元にはじき返されてセンター前安打。6本目のヒットになりました。9番宮本は2球で追い込んだのですが、その後ボールが4球続いて一死1、2塁。ここで荒木監督が歩み出て、投手交代を告げました。「宮台、良く投げたぞ~」。横須賀の夜空に、僕の野太い声援が響きました。

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  38. 横須賀観戦記(8)2019年7月7日 12:22

    ママ台はここで、飲み会の約束があったので退散しました。パパ台も翌日の開会式に備えて早めに帰りたかったようですが、「康平の自責点になるかもしれないから、見て行こう」と留まりました。リリーフした立田投手は1番関根に中前安打を浴びて一死満塁。さらに押し出しの四球を出して、康平くんの自責点を1個増やしてしまいました。なおも一死満塁。3塁走者は康平くんが出した四球なので、生還すると自責点が4になってしまい、クオリティースタートがパーになってしまいます。「立田~、頼むぞ~」と必死の祈りが通じたか、3番梶谷が3塁ゴロ。5-4-3のダブルプレーでピンチを切り抜けてくれました。「ああ良かった~」と一同、胸をなでおろしました。パパ台もここで安心して撤収しました。我々3人も8回表の攻撃まで見て、雨が強くなってきたので退散としました。
    追浜は日産城下町で商店街がずっと駅まで続いています。中華料理屋で反省会となりましたが、たらふく食って飲んで一人2000円弱。いい街ですねえ。
    試合は1-4で敗れましたが、康平くんの着実な成長を見届けることができて満足です。パパ台は「時々、投げた瞬間にボールと分かる球があった。ああいうボールをプロならなくしていかないといかん」と課題を挙げました。
    康平くんは、7/11のフレッシュオールスター候補でしたが、東北出身の吉田輝星と鈴木遼太郎の優先度が高く、選に漏れました。しばらく夏休みになります。戸塚の実家にも戻るそうです。きっと球宴後には、札幌ドームからお呼びがかかることでしょう。(丸山)

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  39. 久しぶりの炎上2019年7月22日 7:32

    暑い日の登板はどうもいけません。7/21に康平くんが、鎌ヶ谷のベイスターズ戦で2番手として登板しました。1イニングで打者9人。34球で被安打6、失点4と散々でした。3-1でリードを守れず、3-5で6回は交代しましたが、味方が逆転してくれて敗戦投手となるのは免れました。
    前回横須賀ではよく抑えたんですが、この日は2ストライクに追い込みながら安打を許す場面が目に付きました。(録画で見ました)
    単打2本で無死1、2塁を作られて、バントを康平くんが3塁送球で一死1、2塁。落ち着いたかに見えましたが、次にピッチャーゴロ風のセンター前安打で1点を失い、さらに3番桑原(一軍級)にセンターフェンス直撃の3塁打で2人返って3-4と逆転されました。さらに中前安打で3-5。ライトライナーの後、もう1本レフトに2塁打を浴びて二死2、3塁。ここはライトフライに抑えてようやくチェンジ。しんどい経験をしました。防御率が5点台に上がってしまいました。
    パパ台によると、康平くんは、「調子は悪くなかったが、ちょっとでも高めに浮くと打たれる」と振り返っていたようです。
    最初の失点のピッチャーゴロ風安打は、康平くんも反応してグラブを出していたんですが、運命は紙一重でした。四球はなかったし、141㌔の直球ももっと速く見えました。
    お盆の頃に東京ドームでロッテ3連戦があります。そこに合わせて調子上げてください。(丸山)

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  40. 康平くん今季E2勝目!巨人から初勝利2019年8月4日 22:42

    8月4日。康平くんが、巨人から勝ち星を挙げました。イースタンで今シーズン2勝目です。先発が2回で降板して、3回から康平くんのリリーフ登板。4イニングを投げて、66球、被安打3、奪三振4、四球1、無失点でした。味方のエラーで球数は増えましたが、ヒットも1本はエラーみたいなもんだったので、実質的には球数も50球くらい。きれいな被安打も2本だけでした。
    巨人は例によって、陽ダイカン、中島、ビヤヌエバ、マルティネスという二軍とは思えない重量級の打線そ揃えてきましたが、これを翻弄する康平くんの緩急付けた投球が光りました。とりあえず、結果だけ先にお伝えして、また観戦記書きます。(丸山)

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  41. 巨人軍制圧の記(1)2019年8月5日 10:13

    球界の盟主、巨人軍(の二軍)を康平くんが抑えるに至りました。
    その前日譚として、一つ前の登板のことを簡単に記しておきます。
    7月30日の鎌ヶ谷であったヤクルト戦は、先発マウンドにドラ1ルーキー吉田輝星(金足農)が登りました。交流戦で広島から初登板初勝利を挙げたものの、次の中日戦で敗戦投手となり、体調不良で二軍に戻っています。フレッシュオールスターでは、同期の広島小園(報徳学園)にホームランを打たれ、中日根尾(大阪桐蔭)からは三振を取り返すなど、話題の多い投手です。吉田のヤクルト戦は、一軍昇格を懸けたテストで、マスコミがどっと取材に集まっていました。5回まで101球を投げて自責点1のまずまずといえる投球でしたが、四球が5個と多く、ストレートよりも変化球を多用する内容に、荒木監督の評価は今ひとつだったようです。
    チラチラとネット中継を見ていたんですが、なんと、3-1でリードの6回から背番号52がマウンドにいるではありませんか。「おっ、康平くん。投げるなんて聞いてないよ」と突っ込んで、ガチ観戦となりました。6回は先頭打者を空振り三振、2人目を中飛、3人目を遊内野安打で出しましたが、康平くんの鋭い牽制でアウトにしました。
    7回は右飛に遊ゴロで簡単に2アウト。3人目も遊ゴロで三者凡退と思われましたが、下手くそな同期入団の遊撃手がエラー。集中力を欠いたか、次打者に四球を与えて、二死1、2塁となりました。打席にはルーキーの中山きんにくん(履正社→法政)。神宮で対決している相手です。法政は、康平くんががっぽり勝ち星をもらっている相手なので、巨体の中山相手にも、上から見下ろす余裕がありました。センターフライに討ち取って、1安打1奪三振1四球無失点で、打者8人31球できっちりホールド。吉田輝星にイースタン初勝利(4敗)をプレゼントしました。
    「コーセー&コーヘーで1勝」などの見出しを期待した翌朝のスポーツ紙。吉田一色で、康平くんのことなど皆無でした。球団の作ったハイライト動画でも、康平くんの投球は1球だけ。世間の吉田びいきにここまでおもねるなよな、とハム党のK嶋くんと嘆き合ったのでした。(続く)

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  42. 巨人軍制圧の記(2)2019年8月6日 13:22

    「次回登板は明日ジャイアンツ球場。先発ではないそうです」という情報が、8/3にもたらされました。試合開始は16時という半ナイター。うーん、ちょうど16時から飲み会の予定がありました。しかし、康平くん専属リポーターという私の立場をご存知の飲み会主催者は、快く康平くんのプライオリティーを認めてくれました。
    あざみ野からバスで新百合ヶ丘に出て、小田急で読売ランド前へ。ビールを仕入れてバスで10分。試合開始5分後のジャイアンツ球場に到着しました。既に汗だく。ビールもぬるくなっておりました。スタンドではG側にだけ、鳴り物の応援が付いています。
    ハムのマウンドには、先発の吉川光。2007年にハムに入団した12年のMVP左腕ですが、17年に巨人にトレードされ、さらに今年6月にハムに出戻って来ました。巨人では今一つで、二軍生活が続きました。いま対決しているG戦士たちも、こないだまでチームメートだったのだから、プロ野球選手も因果な職業ですね。吉川が対決している陽岱鋼は、日ハムから巨人に一緒に移籍した俊足強打の外野手です。遊ライナーに討ち取りました。(続く)

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  43. 巨人軍制圧の記(3)2019年8月8日 0:24

    吉川が降板するときが、康平くんの出番です。ネット裏に陣取った専属記者(私)は、「まあ、先発は5回までは投げるのかな」と高をくくっておりました。
    2回表のハムの攻撃。先頭の横尾は本来一軍の強打者です。これがいきなり、巨人の先発大江から左中間ネットに高々と運びました。さすが日大三→慶応のスラッガーです。先制1-0。
    2回裏の吉川のマウンドも完璧でした。元西武の中島、メキシコの怪人ビヤヌエバを連続三振。さらに長距離砲マルティネスもセカンドゴロで、1回に続く三者凡退。見事な内容です。
    3回表のハムは、連続単打で無死1、3塁を作り、ルーキー捕手田宮の犠飛で2点目を挙げました。2-0。1塁走者の牽制死でチェンジになると、主審の声が聞こえました。「ピッチャー宮台」。え、もう投げるの? 先発吉川は、日ハムおはこのショートスターターだったようです。二軍でもやってるのか。しかし、2回連続三者凡退の元エースに前座を務めさせるとは、康平くんも大したものです。専属記者はひとり、背番号52のレプリカユニフォームをまとって、マウンドに向かう康平くんに声援を送りました。黄金のビジターユニフォームに貫禄が漂います。(続く)

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  44. 巨人軍制圧の記(4)2019年8月8日 23:25

    先頭打者は加藤。育成出身の戦力です。康平くんの入りは124㌔の変化球。きれいに決まってストライク。1球ボールを挟んで、3球目で2ストライクまで追い込みます。4球目で空振り三振。上々の発進です。「ナイスピッチング!」とベンチから声援。「宮台くん、いいよー」とスタンドから黄色い声。続く8番が捕手の田中貴。2球目で遊ゴロに倒れました。簡単に2アウトです。9番湯浅。19歳の若者は2ボールからの3球目をセンターに高々と打ち上げました。中堅手が前進してきて、「よし、三者凡退」と思ったら、これを取れません。滞空時間が長かったので打者走者は2塁まで進みました。これは康平くんが気の毒です。この中堅手は前の回に、1塁上で投手からの牽制でアウトになっていました。「ボーっと生きてんじゃねーよ」と心の中で毒づいておきました。
    康平くんは、気を取り直してセットポジション。1番打者松原も育成出身。去年はイースタン新記録の134安打を記録したそうです。こういう戦力を、二軍に置いておくところが巨人軍らしい。日ハムに来た大田泰士や宇佐見のように、新天地を求めた方がいいですよ。
    しかし、松原もセンターフライ。「今度は取れよー」の私の声が届いたか、きっちりと掴みました。無失点の実質三者凡退。(続く)

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  45. 巨人軍制圧の記(5)2019年8月10日 0:51

    ハムの4回表はすぐ終わりました。康平くんは裏のマウンドへ。上位打線との対決です。
    先頭は2番北村。星稜高-亜細亜大で、入団は康平くんと同期です。2球目を引っ掛けてサードゴロ。1アウトです。そして、3番陽岱鋼。台湾の人気者は、日ハム時代に大活躍しました。139㌔のストレートが外れてボール。122㌔の変化球を振らせて空振り。3球目でいい当たりをセンターに飛ばしましたが、中堅手が好捕して2アウト。いい感じです。さらに4番中島宏之。西武からアスレチックスも経験した37歳のベテランは、シーズン初めで1759安打の大打者です。
    140㌔のストレートから入って、あとは変化球を続けました。5球目で空振り三振。見事に三者凡退で終わらせました。球数も少なく理想的です。
    「いいぞ~。宮台~!」。専属記者の大声に釣られて、黄色い声の軍団も「宮台くん、いいよ~」と声を張り上げました。康平くんは捕手の高卒1年目田宮くんと、何やら話ながらベンチに戻りました。(続く)

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  46. 巨人軍制圧の記(6)2019年8月10日 23:20

    5回表のハムの攻撃は、先頭打者の白村がデッドボールで出塁しました。次打者がバントしますが、これが3塁への小フライ。走者の白村は1塁へ戻りますが、小フライをG三塁手北村がわざと落とす頭脳プレー。1塁に送球して打者走者がアウト。白村は慌てて2塁に向かうも挟殺されて併殺となりました。
    このプレー、昔、翠嵐の球技大会で1-10のM井恭一くんが1塁手としてやったのを覚えています。「頭いいなあ」と感心していたら、やっぱりM井戸くん東大行きましたね。
    二死走者なしとなって、ラストバッターは中堅手。エラーみたいな2塁打とか牽制アウトとかろくなシーンがありませんでしたが、ここで右中間の3塁打を放ちました。ただ、後続が続かず、康平くんにプレゼントの追加点はなりませんでした。(続く)

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  47. 巨人軍制圧の記(7)2019年8月12日 8:35

    裏のマウンドに康平くんが向かいます。先頭打者はビヤヌエバ。いかにも当たれば飛びそうです。やはり、吉川-宮台の左リレーには右の強打者を並べるのか。二軍だからそこまで考えてないか。141㌔の速球から入ってまずは空振りさせます。ファールで粘られてフルカウントまで行きましたが、最後は直球を空振りさせて三振。見事な頑張りでした。
    続く打者はマルティネス。ドミニカ出身の巨漢スイッチヒッターです。フルカウントとされましたが、最後は遊ゴロ。2アウトです。ワンバウンドや高めに抜ける球もありますが、適当な球の荒れが功を奏しています。これで打者は一周して、加藤に戻りました。遊ゴロで三者凡退と思ったところ、同期の遊撃手がプロらしからぬエラー。どうも3アウト目で足を引っ張られます。この遊撃手は7/30のヤクルト戦でも、康平くんの三者凡退を阻んでいます。本当はチェンジだけに、投手の落胆も大きいんでしょうね。
    で、8番田中にはこの日初めてのキレイなレフト前安打を打たれました。二死1、2塁。この場合、エラー後の失点は自責点にはなりませんが、康平くんには勝ち投手の権利を守ってもらわないといけません。気合いを入れ直して9番湯浅。これを見事ピッチャーゴロに討ち取って、慎重に1塁送球しました。3アウト。毎回奪三振が続いています。(続く)

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  48. 巨人軍制圧の記(8)2019年8月13日 6:49

    巨人の6回のマウンドには宮國がいました。さすがに球も速い。ハムの上位打線は3者連続三振の憂き目を見ました。
    試合開始が16時だったので、すでに陽が傾いています。田宮捕手と楽しげにキャッチボールをしていた康平くんが6回裏のマウンドに登りました。
    先頭は1番松原。左前にきれいな安打を打たれます。先頭打者の出塁を許したのは初めてです。松原は俊足のようで、康平くんはしきりに牽制球を投げます。これは大事なことです。走らせてもらえない投手だという印象を植え付けなければいけません。フルカウントで、8球目を空振り三振。松原は2塁へ走りましたが、田宮キャノンがストライク送球で2塁タッチアウト。三振ゲッツーが美しく決まりました。危機は去りました。
    しかし、次の打者に痛恨の四球を出してしまいます。ここまでフルカウントになっても踏みとどまって来たのですが、無四球は途切れました。そして4番の中島を迎えます。今度はセンターフライに討ち取ってこの回も無失点に終わらせました。
    7回表のハムの攻撃は2アウトから満塁のチャンスを作りましたが、1本が出ませんでした。二死になっても康平くんがキャッチボールに出てこないので、交代だとわかりました。7回裏のマウンドには、同期入団の高卒左腕北浦くんが向かいました。先月、一軍で嬉しい初勝利を挙げて来た速球派です。康平くんの守り切った2点リードを守ってくれよと祈りながら、専属記者は飲み会に向かったのでした。(続く)

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  49. 巨人軍制圧の記(9)2019年8月13日 23:53

    結果、北浦くんは7、8回を無失点に抑えました。
    ハムは8回、9回に追加点を挙げて4-0で9回裏へ。康平くんと同期の鈴木遼太郎くんがクローザーを務めます。2番北村にソロ本塁打を一発浴びたようですが、最後はビヤヌエバを併殺に討ち取って、康平くんの今季2勝目が決まりました。
    パパ台監督は「康平はベテラン捕手と相性が良かったんだけど、田宮くんとうまくやれたのは良かった」と胸をなでおろしていました。
    康平くんからは「観戦いただきありがとうございました。今日のようなピッチングを継続して、一軍のチャンスを待ちます」というメッセージをいただきました。
    この日の一軍は、札幌でホークスと首位対決。3連戦の最後に勝って、ゲーム差2.5で踏みとどまりました。一軍投手陣に疲れも見えるこの夏。康平くんが一軍マウンドに立つ可能性は、限りなく高まっています。8/13~15の東京ドーム・ロッテ戦だといいな。(丸山)

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  50. 2年目のシーズン終わる2019年10月3日 7:20

    康平くんの2年目のシーズンが終わりました。
    一軍登板は、残念ながらありませんでしたが、イースタン・リーグでは4勝3敗1セーブ。防御率は4.60でした。このほかにも、勝ち星が斎藤佑樹先輩や後輩の吉田輝星くんに付いたものの、実質的に康平くんが勝利投手だった試合もあって、安定度が高かったように思います。大きな故障もなく17試合に登板しました。ほかにアマチュアとの交流戦にもよく投げていました。9月に腰を痛めましたが、それでも大きな故障なくやって来られました。
    巨人から2勝を挙げたのは良かったですね。
    一軍昇格には、四球を減らすことと、真ん中に入ってしまう球をなくすことが課題のようです。解説者も「コントロールよくなれば即一軍の投手ですよ」(森本稀哲氏)と評していました。奪三振は相変わらず多いので、ピンチを切り抜ける術はあります。
    日ハムでは、10/1に5選手が戦力外通告を受けました。康平くんより球速の速い投手もいます。高卒では5年、大卒では3年くらいが一つの関門として存在するようです。
    後ろ盾の栗山監督も、辞意を撤回して続投が決まりました。秋季キャンプでしっかり鍛えてください。(丸山)

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