2017年8月30日水曜日

2017夏の宴会リポート

雨ばっかりだったくせに、暑かった今年の夏。やっぱりビールがすすみました。

グラスのぶつかり合った翠嵐85の宴会を覗いてきました。現場からお伝えします。

17 件のコメント:

  1. 還暦カウントダウンの会(1)遅刻者の席は。。。2017年8月30日 0:28

    8月25日の金曜日、新横浜の中華料理屋「山海楼」は比較的空いていました。案内された部屋では11人の男女が既に料理を食べ散らかし、瓶ビールから紹興酒へ移行していました。
    「いやー遅れてすまん」と私。最後の1人が入って、M嶋幹事長の音頭で本番の乾杯となりました。東京駅から新幹線も考えたんですが、片道3000円と聞いてよろめき、東海道線を選択したところ、線路内立ち入りか何かで結局1時間近く遅刻してしまいました。
    この会は席をくじで決めるのが慣例ですが、今年は百人一首の札で決めたようでした。私は最後ですから、自動的に決まっていました。すると、左にM井くん、右にT永くん。偶然とはいえ、昨年と全く同じ配席となりました。「これもM井の呪いだな」とグラスをぶつけました。M井は高らかに笑っています。(丸山)

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  2. 還暦カウントダウンの会(2)有朋自遠方来2017年8月30日 23:29

    この日の遠来の客は、翠嵐時報のY田くんでした。キャスターバッグを重そうに引いて薩摩国からの登場です。出張がうまく重なっての参加。高校時代は新聞記者でしたが、いまは国立大法学部の教授です。
    「あの頃は、K藤陽子さんが水泳の関東大会出るっていうんで千葉まで3時間かけて写真撮りに行ってさあ、レースは1分で終わりだからね」と苦労話を披露しました。
    いまは逆に取材を受ける立場。鳴り物入りで創設した法科大学院の募集停止の記者会見では、地元メディアのつるし上げを食らったそうです。「あんたら、これまで『定員割れでも存続させるのか』って文句言ってたくせに、やめるとなったらまた責めるのかって」。マスコミなんて、そんなもんです。(丸山)

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  3. 還暦カウントダウンの会(3)保護者面談2017年9月1日 0:48

    この会の首謀者のM嶋くんは横浜市立小学校の先生です。その学校へ子供を通わせているのがS木学くん。「いつもお世話になっております」とS木くんが父親らしく日頃のお礼をしました。3年生と1年生の男の子だそうです。M嶋先生は苦笑いで、「いや~、お子さん、職員室で有名人だからねぇ」。S木くんは「え、そうなの。どっちの子」と真顔で聞き返します。「下の子」とM嶋先生。S木くんは「そうかぁ。学校から電話きてるとは聞いてたけど」と恐縮の体です。「どんな行状があるの」と私が聞くと「順番を守るのが苦手なのかなぁ」とM嶋先生。S木くんは「え、割り込みするの?そんなのひっぱたいていいから。親が了承しますので」と、体罰にゴーサインを出しました。S木くんは「僕も小学校は信州松本だったけど、寒い日にビンタされると顔が砕けるかと思った」と述懐していました。
    時代が違いますよ。今週の週刊文春では、有名ジャズトランぺッターが世田谷区で中学生を往復ビンタしたとデカい記事になっております。(丸山)

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  4. 還暦カウントダウンの会(4)車内の犯罪に立ち向かった男2017年9月2日 22:08

    なんの拍子か、通学電車内の痴漢の話になりました。当時は東横線も横浜線も痴漢が多かったそうです。I崎さんによると「横浜線は菊名乗り換えに便利な先頭車両が混んでて、みんな痴漢覚悟で乗ってたんだよ」ということでした。
    そこで、M松さんは学生時代のS井くんが痴漢をとっ捕まえた武勇伝を披露しました。「東横線でS井くんと私の友だちとおしゃべりしてたら、友だちがスカート(?)後ろのボタンを痴漢に全部はずされてて、渋谷駅でS井くんが『この野郎』ってホームを追いかけて捕まえてくれたんだよ」。S井くんも「そうそう。駅員に突き出してやったんだ」と若き日の栄光を語ります。「だけど、駅員にはオレの方が痴漢だと間違われてさ、何だかオレに説教しようとするんだよな」。M松さんたちが説明して冤罪は晴れたようです。M松さんは「あの頃は駅員が、警察沙汰にするのが面倒だったみたいで、『届けを出すといろいろ聞かれて嫌な思いするよ』とか、すごい嫌な感じだったんだよね~」と話しておりました。今はそんなことないと思います。(丸山)

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  5. 還暦カウントダウンの会(5)夏休みの話題2017年9月4日 23:16

    「夏休みの宿題の読書感想文、最近はネットで売ってるらしいね」。時節柄、夏休みの話になりました。「感想文なんて、意味ないけどね」と小学校教員のM嶋くん。「自分で書いてないのは見抜ける?」と聞けば、「わかるよ」と即答でした。
    2児の母のI崎さんが、「うちの次男が、お兄ちゃんが前に出した作文を書き写して出したら賞取っちゃった」と笑わせます。「先生次第なんだね」と言うと、「いや、戦後70年で、戦争の話が旬だったみたい」という分析を聞かせてくれました。「しかも、それもともと書いたの、あたしだし」。爆笑でした。(丸山)

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  6. 1-6同窓会+@(1)狭い階段のタイ料理店2017年9月4日 23:18

    8月26日の土曜日は、自由が丘のタイ料理店「クルン・サイアム・アティック」に18時集合。私は親戚の集まりで日本橋の蕎麦屋での落語会から転進する段取りでした。17時に終わると聞いていたのに、16時50分頃に「この噺は50分かかりますんでじっくりお聞きください」だって。出られる空気でないので、17時40分に終わると日本橋駅に駆け込みました(噺は最高に面白かったです。柳家三語楼師匠をよろしく)。
    銀座線、日比谷線、東横線と乗り継いで自由が丘。グーグルマップを頼りにたどり着くとペンシルビル。エレベーターがないことに気付きます。4階の店にたどり着くと「6階にお上がりください」って言われて、既に酔っ払っているのにふらふらしながら急な階段を6階に到着。既に十数人が盛り上がっておりました。私は狭い階段のインパクトが強くて、「いま火事になったら全員助からないからな」と第一声を放ったのでした。(丸山)

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  7. 1-6同窓会+@(2)夜空に語った夢2017年9月7日 0:04

    1-6会の呼びかけ人は、T嶋あっこさんとN山容輔くんでした。6階は我々の貸し切り。テーブル席と屋外の「テラス席」がありました。喫煙者にも愛のある設定です。
    テラスで夜空を眺めながら、あっこさんは温めている夢を語りました。「あたし、25年ぶりに占いに行ったら、新しい仕事をしなさいって言われたんだ」。固唾を飲んで聞き入ると、「みんなで食事する大人食堂やりたいなぁ。それか、高級弁当作って、マンションで売ろうかなぁ」とプランを明かしました。料理の腕に覚えのあるあっこさんらしい夢ですね。「おぉ、同じマンションの住人のI原S太郎に売れるよ」と混ぜっ返しましたが、実現してほしいですね。(丸山)

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  8. 1-6同窓会+@(3)過去の栄光(真偽不明)2017年9月8日 0:04

    「オレ、ミスター翠嵐コンテストに入ってたんだぞ」。酔っ払ったT樫くんが叫びました。「うそ~」とマダムたちが声を揃えます。「本当だって。3年のとき、後輩の票が集まったらしい」。T樫くんは言い張ります。翠翔祭でコンテストを主催する写真部が撮影に来たそうです。「おまえ、高校のときニキビ面だったやんか」と突っ込まれても、「そこが良かったんじゃないの」と図々しく言い張ります。T樫くんの記憶では、最終的にH山祐一郎くんがミスター翠嵐に選ばれたそうです。「オレは2位だった」とT樫くんは記録がないのをいいことに、真偽不明の主張を続けます。マダムたちからは「(Y追)T郎とか、T内くんとか、N里勲とかじゃないの」と声が上がりました。H山くんも1-6だそうで、T嶋さんは「H山が1位でT樫が2位なら1-6の快挙だけど、本当かどうか…」と懐疑的でした。(丸山)

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  9. 1-6同窓会+@(4)似顔絵師あらわる2017年9月9日 0:07

    1-6は黒板によく似顔絵が描いてあったのを覚えています。
    この日も画伯がいました。I藤朝輝くんはライターが本業ですが、なかなか絵もうまい。この店にオーダーを書き込むメモ帳があったので、これを落書き帳にして、メンバーの似顔絵をサラサラと描いていきました。N山くんやT樫くんが餌食となり、女性ではK倉さんが独特なタッチで写し取られました。ルパン3世や石川五右衛門も描きなれた感じで再現します。最後にM永くんが描かれましたが、何とも適当な絵柄。それでも誰だかすぐわかるのでした。
    「あのクラス、バラバラだったけど懐かしいんだよ」。I藤くんは何度となく繰り返していました。(丸山)

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  10. 1-6同窓会+@(5)2次会のハプニング2017年9月12日 23:56

    2次会はタイ料理店向かいの居酒屋でした。家の遠い数人が帰ったものの、大半が残りました。最初に着席したのはバスケ部のT世田さん。私と同様1-6外からの特別枠参加です。1次会から粛々とワインをたしなんでおられました。
    ほかのメンバーも揃った頃、T世田さんが化粧室に向かいました。2度目の乾杯をしても戻ってきません。「T世田さん、どうしたんだろう」とざわざわし始めた頃、厨房ののれんを上げてT世田さんが意気揚々と凱旋してきました。
    「なんでそこから出て来るの?」と騒然とする私たち。きょとんとしたT世田さん。自分が厨房から出てきたことを自覚していないようです。指摘を受けて「あれー、間違えちゃった」と爆笑。この店、造りがややこしくて、化粧室に行くには大回りするんですが、厨房を通ると最短コースで戻れるんです。このショートカットは「T世田ルート」と名付けられ、私も利用しました(笑)。T世田さん、「ワイン3杯しか飲んでないけど、1次会終わった頃から、記憶が曖昧で」と振り返っていました。(丸山)

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  11. リゲル一時帰国記念宴会(1)JAL422便危機一髪2017年9月17日 18:24

    水泳部のM本リゲルくんが9月15日にロシアから一時帰国。これを機に、水泳部を中心としたメンバーが白楽で宴会に及びました。
    「すごいものを見たんだ」。リゲルは真剣な顔で成田到着前の体験談を披露します。JAL422便は14日の夕方モスクワを発ち、15日の早朝日本に近づいていました。窓の外に目を転じると、翼のはるか先を、上に向かって光るものが飛んでいきます。「あれ、何だろう」。リゲルは機内Wi-Fiで日本のニュースをチェックしました。すると、日本ではJアラートが炸裂して、北朝鮮のミサイル発射で大騒ぎになっていました。「あ、あれだ!」。リゲルは直ちにCAを呼んで、「いま、そこをミサイルが飛んでいきましたよ」と伝えました。「え、本当ですか」。CAさんは顔を引きつらせて、リゲルの話を聞き取ったそうです。
    「それがCAがみんな熟女でさぁ」とリゲルが不満そうな顔をしたところで、K田のりこさんが「いくつくらいだったのよ」と聞くと、「みんな40代でさぁ」とリゲル。「何よ、あたしらみんな50代よ!」。女性陣が一斉蜂起しました。リゲルはミサイルを逃れたものの、地雷を踏んで炎上してしまいました。
    「いま思えば、あのミサイルの側面にカリアゲ男の顔が描いてあったなあ」。リゲルはしつこくホラ話を続けたのでした。(丸山)

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  12. 確かにミサイル目撃は吹いたけど、熟女CAは
    マジです。モスクワ帰路便はどうなることか。50代だったら……

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  13. リゲル一時帰国記念宴会(2)白楽の店と言えば2017年9月18日 20:44

    16日の店は、K田のりこさんと幼なじみの大将がやってるイワシ料理屋でした。でも、僕への連絡は「白楽の友だちの店」とだけ。18時開始と聞いていました。白楽なら当然ここだと思ってI上マスターのカフェドゥドゥに入店しました。翠嵐メンバーは誰もいません。「これからリゲル帰国の飲み会なんだ」とI上くんに言うと「そうなの」と、知らない様子。ビールを頼んで、宮台康平くんの勝った東大・慶応戦の速報をスマホで眺めていましたが、30分たっても誰も来ません。
    K田さんに「独酌で 康平祝う カフェドゥドゥ」と一句送りました。すると、返信は「早くおいでよ」。僕から「いますけど」と送ると、返信は「どこに?」。「カフェドゥドゥ」「あのさあ!」。そこで、店名を教えてもらって転戦することになりました。
    店にはみんな勢ぞろい。「白楽なら、イボの店だと思うじゃんか。店聞いてねーし」と文句を言いながら座ると、N里くんが「オレ、教えてもらってた」。N村ベンちゃんも「オレも聞いてた」。「いい男にだけ教えたんじゃないの」とM松さんが突っ込むので、「いさおとは差を認めるが、ベンちゃんとわしにそんなに差があるか」と言い返しました。(丸山)

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  14. リゲル一時帰国記念宴会(3)オフィスラブの25年後2017年9月20日 8:18

    N村ベンちゃんは翠嵐バスケ部の後輩を娶っていますが、これはオフィスラブでもありました。ベンちゃんが会社のバスケ部に入ってキャプテンになったところ、同じ会社に就職していた今の奥さんがマネジャーになってくれたそうです。「内線電話でデートの約束してたの」と聞かれてベンちゃんは「そんなことしないよ。周りがいるじゃんか」と答えます。社内交際は周りに気付かれないように注意が大事。「実際はバレバレだったけどね」とベンちゃん。同様に社内結婚だったM本くんも気を遣っていたそうですが、「僕は一生懸命秘密にしてたけど、嫁さんの周りはみんな知ってたって後からわかった」。社内の配布物にさりげなく付箋を付けたり、連絡を取り合うにはいろんな手を使ったそうです。
    ベンちゃんは千葉県に単身赴任中で、横浜の自宅には週末と水曜日に戻っているそうですが、話しぶりからはあんまり歓迎されていないようです。娘ばかりで男親の居場所がないらしく、「給料を渡すだけのATMって言われそう」とお嘆きでした。(丸山)

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  15. リゲル一時帰国記念宴会(4)視力減退の不運2017年9月24日 11:20

    お店に着くまでに曲折があったのは、僕だけではありませんでした。M松さんはスマホのルート検索アプリの文字を読み取れず、苦戦したそうです。
    案内された店は「白楽駅徒歩3分」でしたが、市ヶ尾から転戦したM松さんは、アプリで調べた経路を「地下鉄岸根公園駅から徒歩6分」「17時42分到着予定」と読み取って、余裕で岸根公園駅の改札を出ました。しかし、白楽方面への出口表示がない。またアプリ検索すると、「片倉町駅6分」と読めたそうです。「あ、降りる駅間違えた」と改札を入る。通過する快速を見送って再度検索すると、今度の表示はやはり岸根公園駅。しかも6分でなく「16分」だったことに気づきました。慌てて自動改札を出ようとすると、「ピコンピコン」。駅員さんが来て、「入った駅から出ると鳴ります」。ああ間に合わない。M松さんが「タクシー乗り場ありますか」と聞くと、駅員さんは「ないので、捕まえるしかありません」。空車タクシーなど通るはずもなく、腹をくくって雨の中をとぼとぼ歩きました。お店に到着したときには汗だくで髪もボサボサ。「敗因はお目々」。一部始終を話して、同情を集めました。
    なお、帰りの東横線も、乗客の線路内立ち入りで非常ボタンが炸裂して、止まってしまったそうです。「トイレに行きたいんだよぉー」というM松さんの悲痛な文字が、僕のスマホにも浮かび上がっていました。(丸山)

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  16. リゲル一時帰国記念宴会(5)部室棟と合宿の追憶2017年10月9日 21:56

    N里くんが翠嵐の部室棟の思い出話をしました。「天井にのぞき穴がいっぱいあったらしいじゃん」。聞いたことがあります。確かシャワー室の壁にもあって、I村くんが活用してたとか。でも部室棟のシャワー、ほとんど使ってる人がいなかったような気がします。いまも残っているぼろい部活棟ですが、あそこでは運動部が合宿していましたね。
    畳敷いて、バルサンたいていたのを思い出します。軟式テニス部の場合はOBも泊まっていたような記憶が。OBの歯ぎしりには悩まされたものです。
    ある部の男子は学校合宿のときに伝統の罰ゲームがあったそうです。夜にひそかに女子トイレに潜入して、男子トイレにはない10円の自販機でお買い物をしてくるというミッション。たまったら女子の先輩に進呈していたとか。学校にばれたら即、活動停止ですね。
    東大に37人も合格させている現在と、当時は別の学校だと思えるくらいおバカでした。(丸山)

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  17. リゲル一時帰国記念宴会(6)ロシア最新事情2017年10月14日 20:51

    25年前のモスクワは、共産党時代の名残が濃厚でした。しけった煙草の匂いが立ちこめて、街のキオスクに長い行列。レストランでは注文してから食事にありつけるまで1時間待ち。交通違反で車を止められると、その場でお金を握らせて勘弁してもらう――。
    「いまは全然違うよ」とリゲル。特にすごいのがスマホアプリの普及だそうです。タクシーを呼ぶのはアプリ経由で、支払いもアプリでカードからの引き落とし。コインパーキングもアプリで決済するので、現金いらずなんだそうです。隔世の感。
    こういう話が聞けるのも飲み会の楽しみです。石油会社のベンちゃんには、某自動車メーカーが盛んに宣伝している車がいかに非効率かというのを教えてもらいました。異業種交流会として、翠嵐飲み会は貴重です。(丸山)

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