2016年11月27日日曜日

M井の麺道な人・第1ステージ

翠嵐85随一のラーメン通 と呼び声の高い 写真部・M井君が
はずれのないラーメン情報を届けてくれます
得意エリアは東京・中央区と横浜

思わず生つばゴクリのM井君facebookから随時拾っていきますので
麺道探求者はご参考に

   ※もちろんご本人の了承済みです


36 件のコメント:

  1. らーめんQ(横浜タカシマヤ大北海道展に出店)2016年11月27日 17:44

    10月30日(日) 鶏白湯塩ラーメン
    先週に引き続き息子と参戦。お店のウリは清湯醤油の様ですが、オーダーは1日120食限りの「鶏白湯塩」に惹かれてそちらにしました。
    ルックスは札幌らしからぬ鶏白湯ラーメン。スープはエッジの効いた塩ダレに濃厚な鶏白湯の味わいが感じられます。麺は平打ちのストレート麺で濃厚な鶏白湯に良く絡みます。具材は鶏と豚の2種のチャーシュー、小松菜、青ネギ、糸唐辛子です。麺とスープを具材に絡めつつ食べ進めていきます。丼の中にある焦がしネギが強い鶏白湯のスープにアクセントを加えています。個性豊かながらスープ、麺、具材のバランスが良くまとまっていて、スープまで完飲してしまいました。

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  2. 吉村家(横浜駅、平沼橋駅)2016年11月27日 17:47

    11月8日(火)
    ラーメン+辛みそネギと味玉 醤油豚骨がウリの「横浜家系」。その元祖である総本山「吉村家」。麺固め、味濃い目を注文してしばし待ちます。スープを一口。醤油ベースのタレに濃厚な豚骨と鶏の出汁が、雑味が無くパンチを利かせています。さすが家系の元祖にして頂点です。全ての横浜家系が従う中太の角ストレート麺と、絶妙な調和を生み出しています。具材はデフォルトでモモ肉でしょうか、チャーシューとホウレン草、大きめの海苔が3枚載っています。
    別皿の辛みそネギを投入しスープに沈めていきます。どちらかというと甘みが感じられる横浜家系のスープにはこの白髪ネギの辛みそ和えがアクセントを加えてくれます。
    しばらく食べ進めたら横浜家系の楽しみ、味変です。個人的には刻み生姜、行者にんにくが濃厚なスープを中和してくれて、合うと感じました。

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    1. 青葉区の麺好き2016年11月27日 18:36

      「家系の元祖にして頂点」とは、けだし的確ですな。僕はあざみ野の弟子筋の店で、塩ラーメン海苔増しに酢をレンゲ1杯かけて食ってます。

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  3. 麺s慶(西横浜駅)2016年11月27日 17:48

    11月13日(日) しおらーめん
    見た目は淡麗系のルックス。スープは見た目とは違い魚介系のタレと鶏の出汁が効いていて繊細かつ濃厚な旨味が絶妙のバランスで口の中に広がります。細角ストレート麺が、しっかりと味わい深いスープを受け止めています。 具材はチャーシュー、ホウレン草、海苔、ナルト、刻みネギ、トッピングした半熟味玉。チャーシューは豚モツを炙ってあり、プリッとした食感と香ばしさが楽しめます。これを小ライスに乗せミニチャーシュー丼にして楽しみます。最後まで飽きの来ない味わい。お店の方からは味の調整も出来ると聞いていたのですが、胡椒や唐辛子で味替えをするのも忘れて、一気に完食してしまいました。

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  4. 郭政良 味仙 東京神田店(神田駅)2016年11月28日 23:00

    11月16日(水)台湾ラーメン
    名古屋めしがメジャーになりご当地麺「台湾ラーメン」を提供するお店が増えています。当店は本場における元祖の東京初進出という事で、開店当初、行列が100メートル(100人ではありません!)出来ていると聞いて断念しました。3ヶ月経って、そろそろ大丈夫かと思い訪問しました。
    オーダーはデフォルトの「台湾ラーメン」。丼が東京のラーメンとに比べて小ぶりに感じます。スープを一口。鶏ガラと醤油ベースのスープに唐辛子の辛さがガツンと来る味わいです。次にお店の方に「良く混ぜてから食べて下さい。」と案内された「台湾ミンチ」を混ぜて、中太の丸ストレート麺に絡めて食べ進めます。「台湾ミンチ」とは唐辛子、豚挽肉、ニラ、長ネギ、ニンニクを炒めたもので見るからに辛そう。実際に辛いのですが、食後はさっと辛さが引いて口の中に残らない印象を受けました。また気のせいかも知れませんがしばらく食べていくと辛さが引いてきて、様々な具材自体の旨味が代わる代わる感じられるようになるので最後まで飽きが来ません。麺、具材、スープを三位一体で楽しみつつ完食しました。

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    1. 青葉区の麺好き2016年12月1日 1:10

      行きましたよこの店。M井のFB読んで。会社の朋輩4人で、夜に15分くらい並びました。初めての方には「アメリカン」をオススメします。名古屋人の腸は半端なく強靭ですので。

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  5. 麺画廊 英(水天宮前駅)2016年12月1日 23:12

    11月23日(水) 海老薫味噌 円~まどか~
    先月に引き続き「今月の限定麺」を目当てに「麺画廊 英(はなぶさ)」を訪問しています。味噌ラーメンで暖まろうと考えました。祝日はランチ営業のみ。オーダーは「海老薫味噌 円~まどか~」に、今回もスープの〆「地養卵の温玉御飯」も合わせてセットにしました。
     3種類の味噌と南蛮海老のオイルをベースとしたスープという事で、味噌はそれぞれの旨味がまとまり良く出ていて、南蛮海老は特有のコクと香りを添えています。麺は札幌ラーメンの定番、「西山製麺」の中太の丸縮れ麺。具材はホエー豚のバラ肉、斜め切りの長ネギ、赤玉葱のみじん切り、糸唐辛子となっていて、お店のオリジナリティが出ています。
     黄色みがかったツルッとした喉越しの麺と味噌と海老が薫るスープと共に啜ります。スープに海老ガラを細かく砕いたものが入っていて、海老オイルだけではない香ばしさが感じられます。甘みが感じられるバラ肉、そしてピリ辛の赤玉葱と味わいの変化を楽しみ完食しました。「地養鶏の温玉御飯」に残ったスープを注ぎます。温玉を砕いてご飯にまぶし、スープの具材と絡めるとお互いの味が染み込んで、これまた極上の味噌雑炊を楽しみました。

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  6. piacevole 澤(水天宮前駅)2016年12月6日 0:14

    11月30日(水) 極清湯 塩
    今年4月に閉店した水天宮の名店「麺喰屋 澤」が復活の情報を得て訪問。店名が「piacevole 澤」になっていました。暖簾分けの形で10月3日にオープンしたそうで、肉や魚を楽しむワインバルで〆にラーメンが食べられる、というコンセプト。「麺喰屋 澤」は徳島県でお店を続けているそうです。
    開店直後に私が一番乗り。カウンター6席、テーブル2席の店内はあっという間に満席になりました。麺は清湯タイプの塩か醤油の二種類。メニューの一番手前にあった「極清湯 塩」にしました。まずはスープを一口。一見淡麗系に見えますが、実際は濃厚な煮干の旨味が感じられます。麺は細丸ストレート麺でツルっとした食感が楽しめ、このスープに良くマッチ。具材はそぎ切りのチャーシュー、穂先メンマ、小松菜、三つ葉、海苔です。「スープが濃かったら割りスープがあるのでどうぞ」と言われます。ラーメンには珍しい。丁度良い濃さだったので使いませんでしたが、スープの味替えを楽しみたい人には良いかも。チャーシューがとても柔らかく、口の中に入れると舌の上で溶けていくようです。穂先メンマや小松菜を箸休めにしながら一気に完食しました。土曜日のランチは白湯タイプもやっているそうです。

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    1. 青葉区の麺好き2017年1月14日 22:22

      今日、白湯食ってきました。片栗粉入りなのかとろみがあって熱いスープがなかなか冷めません。味は薄目で上品。胡椒をかけるのを前提にしてるのかもね。

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  7. 九州じゃんがら日本橋店(日本橋駅)2016年12月8日 21:43

    12月4日(日) こぼんしゃん
     本日は日曜出勤。たまたま隣町の日本橋に行く事になったので、約半年ぶりに豚骨ラーメンの名店「九州じゃんがら日本橋店」を訪問しました。未食である「こぼんしゃん」の「Cセット」をチョイス。「こぼんしゃん」とはスープに自家製マー油(にんにく焦がし油)を加えているという事で、熊本ラーメン風味のようです。
     黒みがかったスープはまさに熊本ラーメンのルックス。焦がしニンニクの香りとコクが口の中に広がり、スープの旨味が続いてきます。豚骨は丁寧に処理されているようで全く臭みが無いので豚骨臭が苦手な人でも大丈夫です。
     具材はチャーシュー、メンマ、キクラゲ、青ネギといった博多ラーメンの定番に加え、味付挽肉が入っています。別皿には茹でキャベツ。少しずつ投入していくと濃厚なスープがさっぱりとします。
     途中から、ごまやニンンク、胡椒、からしタカナなどで味替えを楽しみます。めんたいごはんは明太子とご飯を半分食べたら、明太子の残りの半分は麺に沈めてピリ辛に。麺と具を食べ終えた後のスープに残りのご飯を入れて即席おじやにし、ここで紅しょうがを口直しに入れてスープまで完食です。

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  8. ソラノイロ トンコツ&キノコ(東京駅)2016年12月15日 20:38

    12月7日(水) 特製スパイストンコツソバ+ローストビーフごはん
    出勤前、東京駅南口のほど近くにグランドオープンしたばかりの複合施設「京橋エドグラン」へ。B1に「ソラノイロ」の4号店が出店したからです。これまでの3店は野菜素材の「ベジソバ」がウリだったのですが、今回のお店は豚骨との事で気になるところです。
     「上に乗っているのは辛味噌ですのでお好みで溶かして下さい。」と案内されます。啜る前にカレーの香り。一口スープを啜ると魚介や野菜系の塩ベースのタレに豚骨が加わっていて、カレー風味に負けない濃厚な旨味が感じられます。店主の方は豚骨の「一風堂」で働いていたとのこと。麺はコシの強い中太角ストレート麺で、この力強いスープを受け止めます。
     具材はアリッサ(唐辛子を原料とした辛口調味料)が掛かったもち豚のウデ肉ともも肉、パクチー、万能ネギ、玉ネギのスライス、茹でもやしで、特製は丼の右側のもち豚バラチャーシュー2枚と味玉、パクチー増しとなっています。
     辛味噌を溶かして行くと味噌の風味が加わっていきます。とかく個性が強いパクチーにカレーと豚骨スープの強烈な味わいが喧嘩せず、お互いに引き立たせていました。ごはんにスープを加えると、これまた即席タイ風ポークカレーの出来上がりで、完食しました。

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  9. たまがった 横浜西口店2016年12月18日 22:36

    12月13日(火) らぁめん
    本日は今冬3回目の横浜勤務。久々に九州・大分とんこつの「たまがった 横浜西口店」を訪問しました。こちらは実に5年半振りとなります。
     14時半過ぎに入店。店内はほぼ満席で相変わらずの人気を感じます。券売機で「らぁめん」を購入。ランチタイムライス無料サービスとの案内があって替え玉は止めてそちらに。固め好みの私は「バリかた」にしました。
     さすが極細角ストレート麺の九州ラーメン、すぐに麺が運ばれて来ます。まずは一口スープを啜ります。かなり粘度が高く濃厚なのに豚骨独特の臭みをあまり感じないと思ったら、鶏とのWスープのためかクセがなくまろやか。また醤油ダレが前面に出ていてここが博多ラーメンとの違いかな、という印象をうけました。
     具材はチャーシュー、刻みネギ、海苔とシンプルですがチャーシューが3枚付いているのが嬉しいところで、麺と一緒に食べても良し、ライスと一緒でも良し。途中すり胡麻や胡椒、一味を加え、味替えを楽しみ、麺と具材を完食します。ここで残ったスープにライスを投入し〆の雑炊。最後の味替えに紅ショウガを投入し、一滴残らず完食しました。
     おすすめトッピング「うま辛味噌」が何と20円で提供されていました。次回の楽しみとします。

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  10. 麺画廊 英(はなぶさ)(水天宮前駅)2016年12月25日 15:45

    12月14日(水) 豆乳味噌麺 聖~ひじり~+炙りチーズリゾット
    先月に引き続き「今月の限定麺」が目当てです。
    一口すするとクリーミーな舌触りで、信州味噌の強い旨味を豆乳のさっぱりとした風味が包み込んで、上手く調和しているように感じました。油が二種類浮かせてあり、丼の左上の透明なのは鶏油(チーユ)、右下の緑色のものはパセリオイルとなっていてそれぞれ独特のコクと香りを加えています。麺は北海道産の「春よ恋」を使用した小麦が薫る平打ちの太麺で、この個性豊かなスープを力強く受け止めます。
    具材は鶏モモの白ワイン焼きと水菜、糸唐辛子。水菜の緑と糸唐辛子の赤の色遣いがクリスマスを意識した演出では?と思ったのは気のせいでしょうか。鶏油とパセリオイルの部分を別々にスープと麺を絡めて食べていきます。続いて両方のオイルとも一緒に混ぜて食べてみます。動物系と植物系のせいか口の中で喧嘩せずお互いの旨味をうまく引き出しています。鶏モモの香ばしさを楽しみ水菜で箸休めをし、まずは麺を完食します。
    続いて「炙りチーズリゾット」に残ったスープを注ぎます。「良く混ぜて食べて下さい」と言われたのですがそれも納得、炙りチーズが熱いスープでとろけてご飯全体にまぶされて白味噌風味のチーズリゾットになりました。これぞ和と洋の東西交流ですね。

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    1. 青葉区の麺好き2017年1月10日 21:52

      1月7日に行ってきたよ。路地裏のあの場所であの繁盛ぶり。「限定麺」を食しましたが納得のお味。大満足でした。

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  11. 丿貫(へちかん)(関内駅)2017年1月4日 19:50

    12月19日 濃厚牡蠣そば
    3年前にテレビ番組で「まさか!飲み屋街の超隠れ家ラーメン」として紹介されたのが今回の「丿貫(へちかん)」です。煮干のスープがウリで、その時は野毛にあるスナックの定休日のお昼に店を間借りしているという事でした。いつの間にか閉店してしまっていたのですが、関内の駅からほど近い場所に移転したと聞いて訪問しました。
     オーダーは看板メニューと思われる「煮干そば」にしようかと考えたところその下の「牡蠣」という文字に惹かれて「濃厚牡蠣そば」にしました。
     見るからに濃厚そうなスープです。まずは一口。濃厚なのですが煮干を丁寧に下拵えしているためかえぐ味が無く、後味がサッパリとしています。このスープを受け止めるのは博多ラーメンのような細丸ストレート麺で、歯応えがあります。
     具材は中央に位置するピンクの色鮮やかなチャーシュー、刻み玉ねぎ、青ネギとシンプルな構成。チャーシューは豚なのに赤くて大丈夫かな?と思ったら低温調理しているそうで、まるで上質のローストビーフを食べているような感覚になります。「肉増し」をしている人が多くそれも頷けます。刻み玉ねぎがこの濃厚なスープを中和とでも言いましょうかスッキリさせ、最後まで飽きが来ない効果を出していると感じました。具材と麺を絡めながら、スープを啜る、を繰り返し一気に完食しました。

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  12. 太陽のトマト麺Next(新宿駅)2017年1月4日 20:13

    12月23日 よくばり野菜のベジトマ麺+チビリゾ
    本日は新宿で勤務です。「太陽のトマト麺」は過去に数店舗行った事があるのですが、スクラップ&ビルドが激しく最近はご無沙汰でした。今回の「太陽のトマト麺Next」はより女性が入り易い店舗というコンセプトだそうです。確かに女性グループが多く、男一人で入っているのは私ぐらいでした。
    オーダーは12月限定品。リゾットのご飯は発芽玄米入り、マンナンヒカリ配合でビタミンなどの栄養価が高く、かつローカロリーだそうです。野菜が盛り沢山でレンコン、オニオンリング、さつま芋、アーリーレッド(赤玉葱)、江戸菜、カイワレ、ごぼう、茄子、トマトチーズと九種類も入っています。見た目には完全にトマトソースの色のスープを一口。酸味が口の中に感じられるのですが、続いてその強さに負けないしっかりとした鶏白湯の味わいが口の中に広がり、Wスープで相乗効果を生んでいました。極細ストレート麺は豆乳入りのためか多加水麺らしくツルツルとしたのど越しで、この濃厚なスープが良く絡みます。野菜を一つ一つ食べるごとに味わいの変化が生まれ、飽きが来ません。特にトマトチーズのチーズをスープに溶かすと更に濃厚さが加わり絶品です。
     チビリゾにスープを掛けて〆の雑炊を楽しみます。上にかかっているふりかけみたいなのはオニオンフライとバジルでリゾットに薬味的なアクセントを添えます。勤務先や地元にこの店が無くなったのは残念です。新宿でまた月限定メニューを楽しむ事にします。

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    1. 青葉区の麺好き2017年1月4日 20:16

      錦糸町の本店によく行きました。ラーメンというより、ほとんどトマトパスタでしたね。当時、超太りましたが、「NEXT」ならヘルシーな感じだね。

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  13. 東京タンメン トナリ(東京駅)2017年1月10日 21:48

    12月27日 タンメン
    日本橋で勤務。昼ご飯は少し足を伸ばして東京駅の「東京ラーメンストリート」の未制覇店を訪問する事にしました。こちらは都内にある4店すべてが超行列店の「六厘舎」の系列で店名の由来も元は「六厘舎」の隣にオープンしたからだそうです。
    お店側も行列に慣れているせいか混雑の割に回転が良く、待ち時間5分程度で案内されました。列に並ぶ前に食券を買うようお店の方に促されるので購入します。
    麺が運ばれて来ます。やはり具材がボリューム抜群で、何と野菜9種を含む12種類も入っています。厚生労働省が推奨する必要野菜摂取量を使用しているそうです。まずは半透明のスープを一口啜ります。塩ベースに鶏や豚骨で取ったというスープは白湯と清湯の中間ぐらいの濃さでクセが無く、具材も含めてタンメンというより長崎ちゃんぽんに似ている印象。麺は太平打ちストレート麺で、コシが強く、喉越しツルッとした食感です。
    麺と具材を食べ進めていきながら、ここでこちらのタンメンの特徴である生姜を少しずつ溶かしていくと優しい味わいのスープにピリッとした辛味が加わり引き締まります。この味変を楽しみます。更に辣油や胡椒を加えつつ、また麺と豊富な具材を頬張り、スープを啜ります。具材はかまぼこやゲソといった動物系も入っていますがとにかく野菜を食べ尽くす、という感じで完食しました。

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  14. やじ満(やじま)(築地市場、築地、東銀座駅)2017年1月29日 11:38

    1月11日(水) 元祖カキらーめん+手作りジャンボ焼売
     今年の麺初めとなる本日は築地市場へ。牡蠣麺が食べられる店は無いかとググったところ、場内の魚がし横丁8号館にある「やじ満(やじま)」が紹介されていたからです。
     席につくとすぐに焼売が提供されるのでつまみます。「うちの焼売はソースで食べて下さい。」と案内されるのでその通りにします。なるほど、ソースが噛むと焼売から溢れて来る肉汁に良く合ってこれだけでご飯と一杯イケそうです。そうしているうちに麺が運ばれて来ます。大きな牡蠣の身がゴロゴロと入っています。シンプルな塩スープであっさりとしているのは、牡蠣から出る濃厚なエキスを生かすためでしょうか。程良いコクはカキオイルを使用しているからのようで、正にカキ尽くしのスープといった印象です。麺は細丸ストレート麺でコシが強い。具材は牡蠣、ニラ、キクラゲそして中に沈んでいるので分かりにくいのですが筍と玉ねぎのスライスが入っています。
     牡蠣は片栗粉でコーティング後ソテーしていて、旨味をしっかりと包み込んで逃さない工夫がしてあります。一口噛むたびに、表面はカリカリの焼き風味、中はジューシーな牡蠣の旨味が口の中に広がります。意外だったのはニラで、香りや味わいの強さが牡蠣の魚介類独特の強さと合うのかと思いきや、お互いのクセを中和してくれて相乗効果を引き出しています。キクラゲ、筍、タマネギは箸休めに楽しみ、麺とスープ、具材を楽しみ完食しました。

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  15. みそ味専門 マタドール(北千住駅)2017年1月29日 11:52

    1月14日(土) 贅沢濃厚味噌らぁ麺
    本日は午後、出先から帰社する途中北千住で途中下車して昼ご飯にしました。名店「牛骨らぁ麺 マタドール 本店」の支店となります。本店同様牛骨ベースの出汁がウリとなっていますが、こちらは本店には無い味噌を前面に打出しています。
     券売機で、初心者マークが「贅沢濃厚味噌らぁ麺」に付いています。隣の「濃厚味噌らぁ麺」に自家製ローストビーフと焼牛カルビ、味玉がプラスされるとの事。迷わず「贅沢」をチョイスしました。麺の上に盛られた2枚の牛肉が存在感を主張しています。まずは白味噌仕立てのスープを一口、最初は濃厚な味噌が口の中に広がるのですが、後味がさっぱりしているのが意外でした。幾つかの味噌をブレンドしているのでしょうか? 麺は中太の平打ちストレート麺。具材は二種類の肉と味玉に加え手前から時計回りに挽肉、レンコン、モヤシ、九条葱、刻みトマトそして右下の白いものは油かすという牛の内臓を低温の油で揚げて水分を飛ばしたものだそうです。
     盛り沢山の具材で代わる代わる味の変化が感じられ、飽きが来ません。特筆すべきは刻みトマトと油かす。トマトはそのまま酸味を生かして箸休めとしても良し、スープに溶いて混ぜていくとアッサリとした味わいの変化を楽しめます。また油かすはそのままで食べるとコリコリとした軟骨を食べているような食感で、スープに溶かしていくとゼラチン質がトロトロに溶けだしスープにコクが加わります。それぞれ一つの具材で二回楽しめます。味変グッズはヒバーチという沖縄の島胡椒。更に香りと辛みを加え味を引き締め、麺、スープと具材を絡めて一気に完食しました。

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  16. 横濱家系ラーメン 相模原商店(淵野辺、矢部、上溝駅)2017年2月3日 20:30

    1月18日(水)ネギラーメンのり増し
    珍しく妻から「お昼はラーメンにしよう!」と言って来ました。何でも買い物途中で「横濱家系」と派手な看板を見かけて気になったそうですが、女性一人では入り難かったそうです。店の前に着くとどこかで見たような店構えだったのでググってみたら、町田に本店を構える「町田商店」の支店でした。こちらは横浜醤油豚骨系の店に良くある「○○家」という屋号を使っておらず、「商店系」と呼ばれ一線を画しています。
     13時半過ぎに入るとほぼ満席。メニューを見ると醤油ベースのみの吉村家の「家系」とは異なり塩味もあるという事なので、塩豚骨にして麺硬めでオーダーしました。山盛りの白髪ネギをかき分け、まずはスープを一口。「家系」よりも粘度が高く、豚骨の味わいも一層濃厚な印象を感じます。中太の角ストレート麺がスープと良く絡みます。具材は他に豚バラチャーシュー、ホウレン草、鶏卵ならぬウズラの卵です。
     麺と具材を少し食べ進めたら、多種多彩な味変グッズを楽しみます。オススメの通りにニンニク、コショウ、ゴマを投入します。更に味に深みが増し、相乗効果を生み出しています。辛さをもう少し追加したかったので更に豆板醤を加えました。またこちらのお店の嬉しいところはタマネギが味変グッズとして自由に入れられること。麺や具材と絡めて食べると薬味代わりの様になり絶品です。麺と具材を代わる代わる頬張り、いつの間にか完食していました。

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  17. 麺画廊 英(はなぶさ)(水天宮前駅)2017年2月3日 20:50

    1月25日(水) 生姜薫拉麺 向~ひなた~+鮪節茶漬け
     本日は「今月の限定麺」目当てで月イチ訪問している「麺画廊 英」へ。この所、冷え込みが厳しいので生姜で暖を取ろうとやってきました。また昨日は仕事のイロハを仕込んで頂いた師匠の定年お祝い会で、二日酔い気味の私にはこれまた嬉しいところです。
     開店直後11時半過ぎに入店。11時45分前後には満席になりました。見た目はオーソドックスな醤油ラーメンのスープを一口。鶏の和出汁をベースとした甘味があり優しさの感じられるスープに、豚の脂で作ったという生姜オイルがほんのりとした辛みを加えて食欲をそそります。麺は細角ストレート麺でこの繊細なスープを引き立てます。
     具材は豚バラチャーシューが2枚、水菜、糸唐辛子、青ネギと、チャーシューの上におろし生姜が乗っているのと糸唐辛子の下に生姜の醤油漬けが隠れています。途中おろし生姜を溶かしていくと辛みが加わりスープが引き締まります。また生姜の醤油漬けはピリッとした辛みで箸休めになります。正に生姜尽くしで、どんどん体が芯からポカポカしてきます。味わいの変化を楽しみながらまずは麺を完食し、「鮪節茶漬け」に残ったスープを注ぎます。鮪節とは珍しいと思ったので後で調べたところ、出汁としては淡泊で和食のお吸い物に使われるとの事ですが、しっかりとした出汁が出ている印象を受けました。生姜スープに鮪節の酸味が加わる事で、また違った旨味が口の中に広がります。生姜でこれだけ楽しめるとは思いませんでした。

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    1. 青葉区の麺好き2017年2月3日 20:56

      この麺はM井より先に食べたぞ。この店、見つけにくい場所にあって、客もみんな「達人」って感じ。さすがに美味にござった。

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  18. 小田急百貨店町田店 物産展2017年2月18日 11:46

    1月26日(木) 三種の地鶏の中華そば
    毎年この時期に開催される近所の物産展はラーメンの名店がイートインで出店しています。今年は何と東京は目黒の「麺や維新」、横浜は吉野町の「鶏喰(とりっく)」というミシュランのビブグルマン(5,000円以下で食べられるお店)の名店コラボ。夫婦で行ってきました。メニューは「三種の地鶏の中華そば」のみで塩か醤油を選ぶのですが、11時半の訪問時には各日50杯限りの塩は売り切れていたので必然的に醤油になりました。
     まずはスープを一口。清湯タイプのスープなのですが、深みのあるな鶏の風味が口の中に広がります。何でも比内地鶏、山水地鶏といった有名どころの他に神奈川の濱シャモを使っているそうです。濱シャモは「鶏喰」で使ってるのでしょうか? この旨味たっぷりの濃厚な出汁を醤油の香りが良く感じられる深い味わいの醤油ダレがうまく受け止めています。麺は中細の平打ちストレートでこれぞ「麺や維新」らしく、まるでうどんを食べているようなツルツルとした軽やかな食感があり、またスープを良く吸って相乗効果を引き出しています。具材は豚バラのチャーシュー2枚、ワンタン、鶏のツミレ、刻み青ネギとなっています。3種の具材を頬張りながら、麺を啜り、スープを楽しみ今年も完食しました。

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  19. らぁめん ほりうち 新橋店(新橋駅)2017年2月18日 11:58

    2月1日(水) 朝らぁめん
     本日は出勤前に新橋で途中下車し、「ラーメン大好き小泉さん」で扱われていた店を訪問しました。新宿にあるお店の支店なのですが、新橋店は早朝営業をしており、朝は7時から夜中は3時までの超ロング営業をしています。新橋という街ならでは。
     午前11時までは通常の「らぁめん」の3/4サイズの「朝らぁめん」が490円とリサーチしていたのでそちらに。ちなみに朝メニューは他に390円の「朝ぞうすい」もあります。
     ルックスは昔ながらの醤油ラーメン。まずは見た目アッサリ系のスープを一口啜ります。動物系の出汁なのですが鶏と豚のWスープのようで、深いコクの中に甘さが感じられるスープです。麺は多加水の中太平打ち縮れ麺で、ツルツルとした喉越しが楽しめます。
     具材は刻みネギ、海苔、メンマ、小松菜と肉厚で噛むと肉汁が口の中に広がる溢れるジューシーな豚肩ロースのチャーシューです。しばらくスープと具材を絡めながら麺を食べ進めたら、続いて味変えを楽しみます。胡椒ととうがらしがあるのですが個人的には胡椒が味を引き締めてくれるのでお勧めです。飽きの来ない味と軽めながら腹を満たしてくれる分量が朝ラーとしては最適であると感じつつ、完食しました。
     次回は「朝ぞうすい」にトライするか、それとも「納豆らぁめん」や生卵を落とした「月見らぁめん」にするか思案のしどころです。

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  20. 中村麺三郎商店(淵野辺駅)2017年2月18日 12:18

    2月5日(日) 海老ワンタン醤油らぁ麺
     本日は近隣のラーメン店開拓をする事にしました。目当ては昨年2016年5月2日にオープンした当店です。店主の方は中華街の「聘珍樓」で勤務した後、新横浜ラーメン博物館にも出店していた名店「麺の坊 砦」で店長を勤めていたそうで実力の程がうかがえます。
     19時過ぎに入店。清湯タイプの醤油と塩、白湯を目にし、イチオシを聞いてみると「醤油がオススメ」。それに決め、「海老ワンタン醤油らぁ麺」にしました。
     まずはスープを啜ります。鶏、豚骨、牛骨の出汁と4種の醤油を使用したという醤油ダレが互いに味わいを深めているのと同時に、節系の酸味がアクセントとなっています。細角ストレート麺は、噛むとしっかりとした歯応えと小麦の香りが感じられます。具材は海老ワンタン、刻みネギ、穂先メンマ。特筆すべきはチャーシューで、煮豚、低温調理されたピンク色の豚肩ロースと鶏胸肉の三種類が入っている凝りように拘りが感じられます。
     続いて麺とスープを絡めながら、具材を楽しみます。海老ワンタン、二種類の豚と鶏はそれぞれの芳醇さが口の中に広がり、柔らかい穂先メンマは箸休めとなります。これは「ちいさいごはん」でも追加しておけば良かったかな?と感じました。味替えも忘れ、スープ、麺と具材を代わる代わる頬張り完食しました。「東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー(TRY)2016-2017」新人大賞部門で総合2位に輝いているとのこと。正に「灯台もと暗し」でした。

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  21. 銀座ル・コチア(銀座駅)2017年3月22日 1:15

    2月8日 トリュフヌードル
     昨年11月フジテレビの番組は銀座の「プチ贅沢なラーメン女子会」がテーマでした。ローストビーフ、ふぐ、フカヒレといった高級食材の中で、「トリュフヌードル」という言葉に惹かれ、訪問しました。
     ランチタイムは「トリュフヌードル」一種類のみでの提供で、3,800円のコース料理のみの2階テーブル席と単品の3階カウンター席に分かれています。私は当然単品だったので3階席へ。
     まず前菜「しっ鶏サラダ」。柔らかでジューシーな鶏ムネ肉が3枚、イタリアンドレッシング仕立てのサラダの上に乗っています。前菜を終えたらいよいよ「トリュフヌードル」。トリュフがふんだんにあしらわれた麺が目を惹きます。他にバゲットとクリームが付いてきます。トリュフの香りを楽しんだら、続いて淡麗系に見えるスープを一口。さすがはフレンチの名店、塩味ベースにフォン・ド・ボライユ(鶏出汁)という技法を使用しているとの事で、濃厚な旨味と野菜の優しい甘味が口の中に広がります。
     手繰るとトリュフが絡んでくる細縮れ麺は、小麦とデュラム粉にオリーブオイルをつなぎとしているそうで水を使用していないためコシが強く、伸びにくいそうです。麺をゆっくり味わってもらいたいという店主の気持ちの表れだとか。ラーメンというよりもパスタの食感に似ていていると感じました。具材はトリュフと水菜とシンプルですが、純粋にトリュフを楽しめるのでこれは正解です。
     半分ほど食べ進めたらクリームを投入。見た目もさることながら、一気にスープの味わいがまろやかなポタージュの様に大変化します。これは目からウロコ。こちらは胡椒などの味変アイテムを全く置いていないですが、これで頷けました。麺を食べ終えたら残ったスープのバゲットを浸して〆として楽しみ、完食しました。

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    1. 青葉区の麺好き2017年3月22日 1:29

      しばらく忙しくて更新怠っていたら、麺好きのパパ台幹事長から「最近、麺道な人の更新止まってるね」と抗議を受けました。すみません。求道者M井は着々と食ってます。順次アップしていきます。

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  22. 横浜中華そば維新商店(横浜駅)2017年3月23日 23:49

    2月17日(金) 特柚子塩そば
     本日は横浜で勤務です。こちらは「ミシュランガイド東京」でビブグルマンに選ばれている「麺や 維新」が東京は目黒に移転後、跡地に2号店として開店したお店で、2014年2月以来丁度3年ぶり2回目の訪問となります。
     13時半ぐらいに、さすがにこの時間は待ち無しかと思いきや店内に入ろうとすると、私の前客が入ったところで丁度満席。相変わらず人気店です。ただ回転は良く5分も待たないうちに案内され、未食の柚子塩そばから具沢山の「特柚子塩そば」をオーダーしました。
     見た目清湯タイプのスープを一口啜ります。「スッぱ旨い」というだけあって柚子の酸味が前面に出ています。出汁は醤油味の中華そば同様、鶏と豚のWスープとなっているようで濃厚なコクが感じられ、柚子とお互いの味わいを引き立てあっています。
     この強烈な個性のスープを受けとめる麺は自家製麺の中太平打ち縮れ麺で、ツルツル、モチモチとした食感が楽しめます。具材は刻みネギ、水菜、ナルト、糸唐辛子、穂先メンマと「特」で追加されている豚肩ロースのチャーシュー3枚、味玉1個、ワンタン3個です。特にスープが酸っぱい!でもクセになる、また啜りたくなる、といった感じでそのまま味替えを忘れて完食してしまいました。麺と具を食べ終わった後にスープだけを何回も掬ったのは久しぶりです
     こちらのお店は味にエッジを効かせることで、本家「麺や 維新」とは意欲的にテイストの差別化を図っているなと感じました。

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  23. 麺場 浜虎(横浜駅)2017年3月28日 21:52

    2月19日(日) Mix Spice味噌ラーメン
     本日も横浜で勤務です。今日のお店は2年2ヶ月ぶりの訪問。13時半ぐらいに到着すると、やはり日曜の横浜駅界隈、店外に10人程の行列が出来ていました。こちらは食券を購入してから行列に並ぶシステム。もちろん季節限定麺にしました。回転が良く、15分程で店内に案内されました。
     麺が運ばれて来ます。麺から味噌の香りに続いてカレーの様な香りが感じられます。続いてスープを一口。丼の左右で全く違うテイストを出していて、丼の左側は味噌味、右側はカレー風味となっています。何でも味噌を四種類使っているとの事で幾層にも重なった芳醇な旨味が、カレー風味の部分はスパイスを配合した油を浮かせてあり、こちらはパンチの効いた旨辛味が口の中に広がります。
     麺は自家製麺の中太で丸と平打ちの中間の様な縮れ麺で、コシが強くスープに良く絡みます。具材は肉味噌、モヤシ、フライドオニオン、刻み玉ねぎとなっています。
     最初は味噌味とカレー風味をそれぞれ別々に楽しみ、次に二つの味を混ぜ合わせると第三の味に変化します。そこへフライドオニオンをスープに溶かしていくと香ばしさが加わり、第四の味へと更なる変化を遂げます。途中刻み玉ねぎとモヤシで舌の感覚を整えたら再び肉味噌を溶かして味を加え、スープの旨味と辛味の変化を堪能しながら完食しました。

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    1. 青葉区の麺好き2017年3月29日 22:52

      ここ、食券買ってから並ぶんだよね。買わずに並んでて失敗したことがあります。

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  24. スパイス・ラー麺 卍力(西葛西駅)2017年3月29日 22:50

    2月21日(火)スパイス特製ラー麺
     本日の休みは普段なかなか行く機会が無い方向のラーメン店を開拓する事にしました。目当てはメディアに数知れず登場しているこの店。以前、開店前に20人以上の行列で挫折したのでリベンジです。オーダーは基本メニューの「スパイス・ラー麺」のトッピングがチャーシュー2枚、もやし1.5倍、玉子が追加となる「特製」にしました。
     見るからにエスニック調のルックス。まずはスパイスとパクチーが香るスープを一口啜ります。カレー風味なのですが、14種類のスパイスやトマトソースを使っているとの事で、辛味だけでは無く甘みや酸味等が舌の上で代わる代わる顔を出します。
     麺は中太角ストレート麺で、手繰ると緑、赤といったカラフルなスパイスが良く絡んできます。具材は箸で持ち上げると崩れるぐらい柔らかい豚バラチャーシュー、炒めたモヤシ・ニラ、ブロッコリー、パクチー、茹で玉子です。
     食べ始めはスープに夢中になって、つい麺と具材を食べるのを忘れてしまいました。とにかくスープの味が複雑に変化していくので全く飽きが来ません。卓上に味変グッズの調味料類が無いのも頷けます。そのまま最後まで一気に完食しました。
     食後、体がポカポカしてきたのはスパイスの薬膳効果でしょうか。店内に「鬼金棒」のカップラーメンが飾ってあったので聞いてみると、店主の方は神田の名店「カラシビ味噌らー麺 鬼金棒(きかんぼう)」で修業されていたそうで、このスパイス使いの絶妙さも納得しました。

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  25. 麺画廊 英(はなぶさ)(水天宮前駅)2017年3月31日 22:37

    2月22日(水)大地薫味噌 恵~ひなた~+炙りチーズリゾット
     「今月の限定麺」目当てで月イチ訪問している水天宮の店。冬場だからなのか、この半年間に「今月限定麺」で味噌味を3回提供しているのですが、こちらのお店の凄いところは、海老薫味噌、豆乳味噌そして今月と、全て違った試みをしている事です。
     麺が運ばれて来ます。表面にオリーブオイルが掛かっていて一見味噌ラーメンには見えないルックスのスープを一口。ジャガイモやタマネギといった野菜素材を使用しているという事で、意外にも口当たりはさっぱりしていています。味噌ダレと野菜の優しい味わいがバランス良くしっかりとしたコクを感じさせます。
     麺は平打ちの太麺で、具材はチャーシューの代わりに自家製のローストビーフ、メンマの代わりの胡椒でソテーしたエリンギ、斜め切りの青ネギ、糸唐辛子です。
     ローストビーフを頬張ってエリンギや青ネギで箸休めをし、再び麺とスープを啜ります。途中オリーブオイルをスープと混ぜていくと更なるコクと香りが加わります。まずは麺を完食し、「炙りチーズリゾット」に残ったスープを注ぎます。良く混ぜて食べれば信州味噌とチーズの和洋折衷リゾットの出来上がりです。こちらも余すところなくいただきました。
     私事ですが3月より転勤する事になったので、目標としていたこちらのお店の「今月の限定麺」1年間コンプリートが出来なくなりそうなのが心残りです。

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  26. えびそば 一幻 新宿店(新宿駅)2017年4月17日 22:01

    2月24日(金) そのままえびしお太麺+えびおにぎり
     本日は新宿勤務。北海道に本店を構えるこちらのお店は2016年のゴールデンウィーク中に旧町田市役所跡地の「町田シバヒロ」にて開催された「芸能界グルメ王美食祭」に出店しました。息子と参戦して、いつかは別のラーメンをと機会を狙っていたところ、WEBサイトで道外には唯一新宿にお店があると分かったので訪問しました。
     開店直後に入店したのですが、カウンターのみ13席の店内に先客が既に5名。券売機で、出汁がベースとなるエビにとんこつを加える比率を変えた、そのまま・ほどほど・あじわいの3種類、タレがしお・しょうゆ・みその3種類、麺が太麺・細麺の2種類があり、3×3×2の18通りあります。初訪問だと伝えると「そのままえびしお太麺」を勧められたのでそれに決め、サイドオーダーで「えびおにぎり」を追加しました。
     しおにも関わらずスープがオレンジ色で、海老感が満載。スープを一口含むと凝縮された海老の風味が口の中に広がります。太麺は角ストレート麺で、モチモチした食感があると同時に、スープに良く絡みます。具材は豚バラチャーシュー、味玉、小ネギと中央に位置する赤いフレークは紅生姜に海老を練り込んであげた天かす、出汁ガラの海老の頭を焼いて粉末状にした海老粉です。
     途中、海老粉をスープに溶かしていくと香ばしさが増していきます。また天かすは生姜のピリ辛がアクセントとして味替え、箸休めとして楽しみます。忘れてはいけない、最後に「えびおにぎり」を残ったスープに投入し丸ごと海老尽くし雑炊として完食しました。
     いよいよラーメン探訪東京23区編はこれにて一旦終了となりそうです。今後3/1からは横浜編を始めようと考えておりますので、皆様今後もお付き合いくださいませ。

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  27. 麺巧 潮(めんこう うしお)(小川町、淡路町駅)2017年4月17日 22:22

    3月1日(水)鶏白湯そば
     転勤初日の本日は「ラーメン探訪東京編」のスピンオフ版となります。横浜に出勤後、午後から引継ぎ等で前職場に向かう途中、やや遅めの昼ご飯にと神田の名店に立ち寄りました。正月三日にテレビ東京の番組で「洋風ラーメン」というテーマで取り上げられ、かつ「ラーメンデータベース」の神田エリア1位と紹介されていました。
     オフピーク、かつビルの地下にも関わらずほぼ満席状態。麺メニューが黒と白に分かれていて、黒が魚介醤油、白が鶏白湯となっています。無料で大盛に出来るそうです。
     麺が来ます。ルックスからしてラーメンとは思えません。それもそのはず、店主の方は四半世紀に亘ってイタリアンやエスニック料理のシェフだったそうで、具材もチャーシューならぬ肉巻きアスパラ、シチューのようなスープに合わせたのかメンマ替りなのかブロッコリー。手前にフライドオニオンとベーコンチップ。中央に味玉ではなくポーチドエッグ、一面にかかる緑色はパセリとオリジナリティに溢れていて、洋風と一言では語れません。
     まずはスープを一口。これは鶏白湯というよりはポタージュスープのそのものです。何でも塩ダレに生クリームと大山鶏やタマネギを始めとする出汁を併せているそうで、口当たり良く入っていくと同時に濃厚な旨味が広がります。この個性的なスープを受け止めるのは自家製麺の中細角ストレート麺でしっかりとした歯応えと小麦の風味が感じられます。
     まずはそのまま麺とスープを肉巻きアスパラやブロッコリーと楽しみます。続いてオニオンフライをスープに溶かしていくと香ばしさが、更にポーチドエッグを崩すと黄身がスープに溶け出しコクが、と次から次へと現れる味わいの変化を楽しみながら完食しました。
     帰宅してテレビ録画を見直したらちょっとガッカリ。トッピングで追加のガーリックバターをスープに溶かしていくとまた違った味わいが楽しめてオススメ、と店主の方が紹介していました。次回は忘れずオーダーしようと思います。

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    1. 青葉区の麺好き2017年4月18日 19:52

      昨日アップしたこの店、早速きょうの昼飯に行ってきました。マジでうまかった。会社から15分歩いた価値あり。芸能人のサイン多数あり。M井、ありがとう。3月の横浜編から、第2ステージへ移行しましょうかね。

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