2016年8月11日木曜日

秋の東京六大学リーグ >>> 9月10日から

春のリーグ戦、日米大学野球と、われを忘れて東大エースに声援を送り続けてき
ましたが、気が付けば立秋を過ぎていました
秋といえばリーグ戦!開幕は1か月後です

またも開幕試合に康平くんがマウンドに登ることになるのでしょう
相手は、大学ナンバーワン右腕の明治・柳投手と思われます
六大学野球連盟の公式サイトにスケジュールがありましたので、康平くんの登板が濃厚な初戦の日程をお知らせします

9/10 明治戦(第1試合10:30)
9/17 慶応戦(第2試合)
10/1 早稲田戦(第2試合)
10/8 立教戦(第1試合11:00)
10/22 法政戦(第2試合)

すべて東大の初戦は3塁側です
第2試合の開始は不確定ですが、早ければ13時半にも始まります
秋は日差しが和らぎますので、女性陣も安心してきてください
パパ台幹事長の解説が聞けるかもしれません

29 件のコメント:

  1. 東大野球部、夏も快調ですが...。2016年8月19日 18:18

    東大野球部のサイトを見ると、8月も北海道室蘭市での合宿やら、旧7帝大野球、京大との定期戦と、選手たちはリオ五輪に目もくれず野球道に邁進していたようです。パパ台によれば、7帝大野球は3連覇(準決勝7-2九大、決勝4-0東北大)、京大戦も2-1で勝利。さすがに東京6大学でもまれている赤門勢は強いんすね。
    しかし、これらの試合に康平くんは登板していません。あす20日の6大学オールスター戦(新潟開催)にも選出されていましたが、出場を辞退したそうです。
    パパ台によると、帰省した際にも疲れた様子だったみたいです。秋のリーグ戦、大丈夫か~。(丸山)

    返信削除
  2. 「間に合わせます!」宣言2016年8月20日 22:07

    昨日、康平くんの調子に不安があるような書き込みをしましたが、パパ台から力強い続報が届きましたよ。
    康平くんからは「秋には間に合わせます!」というメールが来たそうです。有言実行の男、康平くんが宣言したからには大丈夫でしょう。
    余興のような試合は2番手以下の投手に任せて、自分はちゃんとペナントレースに照準を合わせる。まるでWBCやら五輪やらには出ないメジャーリーガーみたいですね。もうプロ意識持ってる?(丸山)

    返信削除
  3. 27日の千葉マリンは辞退に2016年8月21日 21:26

    うーむ。一進一退です。27日土曜日に千葉マリンスタジアムで予定されている侍ジャパン高校代表の壮行試合で、大学代表が胸を貸す予定なんですが、康平くんは出場辞退しました。サイトには「体調不良による調整不足のため」と書いてあります。千葉在住の方から照会がありましたので広報しております。
    でも、高校代表も見に行く価値あるんじゃないですか。きょう優勝した作新の今井のほか、横浜の藤平、履正社の寺島、花咲徳栄の高橋と将来のプロ投手がいますよ。北海の岡田准一こと大西の名前はないな。残念。(丸山)

    返信削除
  4. 「部活動」連載に登場しました2016年8月25日 7:30

    8月25日の全国紙Y新聞朝刊教育面(16ページ)に、康平くんが登場しております。「部活動を考える」という連載のトップバッター。湘南高校、戸塚中学にまで取材の手を伸ばしております。「最も困難な道に挑戦せよ」という湘南の校是が紹介されているのがミソ。翠嵐の「大平凡主義」もいつかスターが出れば有名になるのでしょうか。(丸山)

    返信削除
  5. 東大、巨人から8得点!(3軍だけど)2016年8月27日 9:47

    打てるチームになってきてるようです。25日に東大球場であった巨人軍3軍との交流試合で、東大打線は巨人相手に16安打で8点を奪いました。失点が12あって敗れはしましたが、調整中の康平くんが投げていれば歴史的勝利になったことでしょう。
    巨人の先発はドラ1の桜井(立命館大)。東大はこれをものともせず、6回で11安打7得点を上げました(ドラ1が3軍にいるあたり、選手補強に失敗した球団らしい…)。川相3軍監督は「学生相手にもう少し抑えられると思った。これだけ点を取られ、11安打も打たれ、相手に対応されている。毎回、完璧に抑えられたイニングがなかった。真摯に受け止めて、今後に生かさないといけない」(スポーツ報知)と厳しかったそうです。
    おかげで巨人3軍は翌朝、早出で守備練習をやらされたとか。
    秋のリーグ戦、康平くんの援護射撃には期待できそうです。(丸山)

    返信削除
  6. 野球雑誌が空前の康平大特集!2016年9月2日 22:30

    以前から康平くんをよく取り上げるベースボールマガジン社の「大学野球」ですが、今週出た「2016秋季リーグ戦展望号」はすごいです。テークバックの康平くんが表紙に登場して、大見出しで「東大史上最強左腕、徹底解剖」とあります。手に取ってみると表紙から19ページまで康平くん特集。NHKの大越健介キャスター(東大野球部OB)との対談に始まり、インタビューは東大監督、湘南監督、東大のチームメイト、湘南時代のライバル投手、東大からプロ野球に進んだ先輩たち...。これは社運を賭けたといえる編集です。820円。パパ台家では何冊買ったことでしょう。1銭ももらってないのに大宣伝してしまいました。(丸山)

    返信削除
  7. 開幕戦に暗雲...。2016年9月5日 21:40

    うーむ。どうやら10日の開幕戦が怪しくなってきているようです。先週末は重要なオープン戦があったのですが、ここでも康平くんの登板はありませんでした。10日の明治戦のマウンドには間に合わないという観測が強まっています。
    康平くんは過去にも故障したことがあります。2年の春でした。東大の浜田監督は球数を制限して長いイニングを投げさせないようにしました。「4年生になったときに、エースとして1、3戦で投げられるようになってほしいから」(大学野球2016秋号)だそうです。
    ここは浜田監督に委ねましょう。「監督の作戦はたいてい裏目に出る」という声も聞きましたが、ここは強攻策より安全策。(丸山)

    返信削除
  8. あすの明治戦、投げない公算2016年9月9日 7:08

    明日の東大-明治戦ですが、康平くんは、登板しない公算が大きくなっています。残念です。パパ台も勤務校の文化祭だそうで、応援席に登板しません。
    17日の慶応戦に期待しましょう。
    これだけでは寂しいので、パパ台ネタです。ネットにこんな文章が転がっていました。
            ◇      ◇
    宮台康平の父について
    宮台康平さんのお父さんは、高校生の時は野球部に所属してエースとして活躍していました。県大会にも出場したことがあり、プロからも声をかけられることがあったのですが、将来のことを考えて、野球よりも大学に進学することになりました。
    当時は納得していたものの、心のどこかで野球を選ばなかったことに後悔の念を抱いていたようで、宮台康平さんが生まれるとすぐにグローブと野球のボールを購入してきました。まだ宮台康平さんはハイハイとして歩けない状態にもかかわらず、野球のボールを持たせて遊ばせていました。お父さんは宮台康平さんに野球選手になってほしいということは考えませんでしたが、野球好きになって一緒に好きなチームの応援に行きたいと考えていました。
    お父さんは野球にはこだわりがあり、今でもテレビで野球中継がされると、まるで監督のように選手にアドバイスをしたり駄目だしをしたりします。文句を言いながらも野球を見ているときのお父さんの目は子どものように輝いています。
            ◇      ◇
    誰が書いてんだか知りませんが、とんでもない虚報ですね。
    パパ台の感想:「めちゃめちゃいい加減です。産まれた直後にグローブ?お父さんは勉強に専念、が根も葉もない証拠」
    最後の「お父さんの目は子どものように輝いています」だけは本当だと思うが。(丸山)

    返信削除
  9. 謀略情報にヒヤリ2016年9月11日 15:49

    9/10の開幕戦当日、日刊スポーツの朝刊に「ぶっつけできょう開幕戦 東大宮台」という見出しの記事が載りました。浜田監督の「8割方、(開幕は)宮台で行けると思っている」という談話付きです。このサイトで悲観的な見通しを書いていた僕は、「やべぇ」と思いましたが、ふたを開けてみればやはり登板回避。読者の皆さんを欺かずに済みました。監督もなかなかの食わせ者です。
    日刊スポーツの続報によると、7月の米国代表戦の後、左肩に違和感があって、9月に入ってから投球練習を再開したばかり。「本調子ではないので。今後の登板は肩の具合を見ながらとなる」と監督は話しています。9/17の慶応戦、出てきてほしいけど。(丸山)

    返信削除
  10. 野球一家が快挙達成2016年9月12日 6:51

    康平くんが神宮で登板しなかった10日は、末弟(のチーム)が代わりにやってくれました。秋の高校野球神奈川県大会でパパ台家の三男・真伍くんがベンチ入りした桜丘野球部が海老名を3-2で破ってベスト16入り。これで父(翠嵐)、長男(湘南)、次男(湘南)、三男(桜丘)が、激戦区神奈川でそろって16強進出を達成したそうです。最高成績は康平くん3年春のベスト8だとか。
    パパ台が10日の東大の大敗(明治に2-9)の埋め合わせに、この快挙を教えてくれました。世に野球好きの一家は多けれど、パパ台一家ほど結果を出したファミリーもないのでは。三男坊はまだ1年生で、試合に出番はなかったようですけどね。(丸山)

    返信削除
  11. 東大野球部に、もう1人全力応援対象現る!2016年9月12日 20:38

    東大vs明治の2戦目のチェックを怠っておりましたが、我々には観戦すべきゲームだったようです。先ほど、K嶋英史くんの知らせで公式サイトを見たところ、東大の先発は1年生左腕の小林大雅くんじゃないですか。翠嵐卒です!
    小林くんの存在は知っていましたが、まさか春の王者・明治相手に1年生で先発するとは。しかも、4-3でリードした試合を8回に打ち込まれるまで162球も投げていたのです。試合は4-7で敗れましたが、これは東大戦の楽しみが増えました。康平くんともども、応援しましょう。
    康平くんも代打でこの試合出ています。凡退の模様。(丸山)

    返信削除
  12. 翠嵐→東大野球部の歴史をひもとく(上)2016年9月13日 22:37

    パパ台幹事長が文化祭の代休でヒマらしく、調べ学習の成果を送ってくれました。(2回連載)
           ◇       ◇
    過去の翠嵐から東大野球部を、東京六大学野球連盟90周年誌を元に調べてみました。(年度は卒部の年)
    1985(昭60)年 江木慎吾
    1990(平2)年 町永智丈(主将)
    1995(平5)年 片山英治
    1966(平8)年 別所竜輔、間宮敦
     間宮は主将&95年春に,419で首位打者獲得。
     片山、別所、間宮はクリーンナップを打ち、1994年春、秋ともに4勝ずつ、(年間8勝は歴代2位) 95年春も2勝を挙げて3季連続の5位を達成する。
    2001年(平13)年 梅下直也
    2015(平27)年 毛利佑樹
     この毛利君は、先の東大94連敗のちょうど40連敗目にあたる、2012年9月16日対法政大戦に先発しました。(スコアは5-12●)
     今月11日の明治戦で先発した小林大雅くん(翠嵐から東大野球部8人目にあたるでしょう)は、毛利君以来の先発登板になりますね。ちなみに小林くんが1年生で初登板、初完投勝利ならば戦前の記録まで遡るそうです。7回までリードしてたので、改めて惜しかったなと。
     蛇足ですが、湘南~東大野球部は現在の1年男子マネを入れて15人目に当たります。(続く)

    返信削除
  13. 翠嵐→東大野球部の歴史をひもとく(下)2016年9月14日 18:28

    東大野球部と翠嵐の歴史を見ると、改めて同期、町永(翠嵐からは東大野球部2人目)の果たした功績は大きかったのだと思います。東大野球部の永年のファンからは「東大史上最もイケメンの主将」という称号がいまだにあるそうですよ(笑)。
    私は、東大95年卒業の片山英治君と高校時代は入れ替わり。彼は高校時代からスラッガーとして有名でした。96年卒業の間宮、別所には彼らの翠嵐時代に、学生監督として関わっております。
    今回の明治戦に先発した小林大雅くんですが、東大野球部としても1年生左腕の先発は、最後に勝ち点を奪取した2002年秋以来、実に14年ぶりだそうです。神宮のスコアボードに、(横浜翠嵐)の表示を見られるだけでも価値がありそうですね~。(了)
           ◇       ◇
    パパ台幹事長、玉稿をありがとう。翠嵐球児に甲子園のスターたちと互角にやれる舞台を提供してくれるのが東大なんだね。(丸山)

    返信削除
  14. 慶応戦も間に合わないようです…。2016年9月16日 12:45

    17日の神宮観戦をお考えの皆さま。残念ながら、康平くんの調整はまだ間に合わず、先発登板はまだなさそうです。翠嵐卒ルーキーの小林大雅くんが投げるなら見ものですが、初戦を1年生に任せるかどうか微妙ですね。150㌔剛腕の康平くんと、90㌔のスローカーブが持ち味の小林くん。競演を早くみたいものです。
    康平くん、明治戦には代打で出たので、慶応戦でも二刀流・大谷翔平よろしく打席には登場するかもしれません。(丸山)

    返信削除
  15. 翠嵐卒ルーキー、またも熱投!2016年9月18日 17:46

    先週の対明治第2戦で162球を投げた東大ルーキー左腕の小林大雅(翠嵐卒)が18日、対慶応第2戦でまたも先発しました。今日は満を持して雨の中、観戦してきましたよ。
    初回は先頭打者を歩かせたものの堅守に助けられて3人で片づけました。その裏に、東大打線が炸裂します。先頭打者の下雅意が三遊間を破ると、盗塁して3番山田のタイムリーで簡単に先制点。この後も長短打が続いて3点を上げました。
    リードをもらった小林。2回表は討ち取った投ゴロを1塁悪送球でムダな1点を取られてしまいました。166㌢と小柄な小林の直球は125㌔くらいがアベレージ。右打者には食い込んでくる軌道です。最速は130㌔だったので我らが同期のM永投手くらい。しかし、噂の90㌔台のスローカーブが挟まってくるので、慶応打線もやりにくそうです。
    3回に東大は桐生の2塁打と敵失で1点追加。4-1とします。4回に「小林くんの動画も押さえよう」と僕はスマホを向けました。康平くんの投球では動画を録ると四球を出すジンクスがありますが、小林はいかに。なんと5番打者にホームランを浴びてしまいました。もう僕は投球練習以外、動画録るのやめます(涙)。これで4-2。5回は3者凡退で切り抜けますが、これはホームラン性の当たりを右翼が好捕したのと、遊撃手の超ファインプレーによるものでした。小林を支えようとする先輩たちの意気込みが伝わります。
    慶応は先発を2回で諦めましたが、2番手高橋亮吾がよく抑えます。慶応藤沢卒のルーキー。神奈川県の1年生同士の投げ合いです。しかし、小林も6回表に来て球が上ずります。連続四球と安打で無死満塁とされたところで浜田監督が交代を告げました。95球でした。リリーフの三木が押し出し四球、併殺崩れ、さらにタイムリーで3点を失います。これで4-5と逆転されました。交代した山本俊が2者連続三振を奪って1点差で6回表が終わります。
    東大はこの後昨日に続いて3年生右腕柴田が登板。7、8回を凌ぎます。1点差のまま8回裏の東大の攻撃。ここで慶応は昨日ノーヒットノーランを演じたエース加藤拓を出しました。慶応の本気が伝わってきます。この加藤を東大が打ちこみました。3番山田が2塁の右、4番田口が1塁を襲って1,2塁。送りバントで一死2,3塁。ここで6番楠田が犠牲フライで5-5の同点とします。小林の負けがなくなりました。さらに捕手の喜入がセンター前にはじき返して逆転。6-5です。やんやの東大応援席。ムードは最高潮です。
    さあ、9回表を抑えれば慶応からも1勝を上げます。浜田監督は選手交代で守備固め。ところが神宮に魔物が潜んでいました。先頭打者の打球が1塁ベースに当たる幸運な2塁打。これを足掛かりに慶応はヒット5本を集めて4点を奪いました。振り逃げされたり捕れるフライを落としたり(記録はヒット)で散々。再々逆転されて6-9で9回裏になりました。一死から代打で康平くんが出ましたが3塁ゴロに倒れ、壮絶なシーソーゲームも3者凡退でゲームセット。あの9回の打球さえなければ。9回裏に康平くんが登板していれば。傘を担ぎスコアブックを抱えたおっさんは、呆然とマウンドを見つめていたのでした。(丸山)

    返信削除
  16. 康平くん、早稲田戦も登板見合わせの公算2016年9月30日 8:06

    浜田監督、無理をさせない方針のようです。明日からの早稲田戦も康平くんは登板しない見通しが伝わってきました。来年もあるし、ここで本当に故障しては悔いを残します。代打では出るでしょうけどね。ここは翠嵐卒ルーキー小林大雅くんの成長を見守りましょう。(丸山)

    返信削除
  17. 翠嵐卒・小林大雅が投げるとドラマになる(上)2016年10月2日 13:28

    1日の東大・早稲田戦。康平くんは投げないと知りながら、でもスケジュール空けといたし、神宮行ってきました。結果的にアタリでしたよ。翠嵐卒ルーキー・小林大雅が初戦の先発を任されたのです。康平くんに代わる準エース待遇。康平くんは試合前のキャッチボールもせず、ノッカーにボール渡しをやってました。投げられないエースがせめてチームに貢献しようとする姿に、目頭が熱くなりました。。。
    小林の初回はヒット1本許しましたが、無得点で切り抜けます。この回に最速の130㌔が出ました。2回表の東大。4番田口、5番楠田の連続ヒットに送りバントで一死2,3塁の好機。7番喜入の外野フライは浅くて3塁走者突っ込めず、二死2,3塁で打順は8番の小林に回りました。「1年生投手だしなぁ」と、誰もが諦めていたところ、小林は見事なピッチャー返しでセンター前。走者2人を返します。自分も2塁まで進んで追加点を待ちますが、9番は三振でチェンジ。東大応援席はやんやの喝采で2塁ベース上からマウンドへ向かうルーキーを称えます。パパ台にメールで知らせると、なんと「テレビ中継を見てる」と返信。放送してたとは...。小雨の神宮まで来たことに、軽い後悔が込み上げます。

    返信削除
  18. 翠嵐卒・小林大雅が投げるとドラマになる(中)2016年10月2日 13:29

    小林の投球は120㌔台の直球と球種不明110㌔台の球、それに90㌔台のカーブを織り交ぜます。前日に涙の引退登板をした日ハムの武田勝を思わせる軟投型で、早稲田もタイミング合わせづらいのか、3回まで毎回三振でした。しかし、早稲田打線2巡目の4回、鉄壁だった東大内野守備が乱れます。一死から小林が早稲田4番木田のバットをへし折って討ち取った3塁ゴロを山本主将が1塁悪送球。さらに死球で1,2塁とされて6番中澤に適時打を打たれて1失点。続く7番小藤のセカンドゴロを4-6-3のダブルプレーにできるはずが、ショートの名手山田が痛恨の1塁悪送球。惜しいミスで同点とされてしまいました。続く5回の小林は難なく二死を取った後、連続四球を出し、単打2本を打たれて2失点で逆転されます。この2点目は本塁上のクロスプレーとなって、捕手の喜入や浜田監督が猛烈に抗議しましたが、判定は覆りませんでした。そろそろ替え時かなと思いきや、6回も浜田監督は小林をマウンドへ送ります。しかし、先頭打者を歩かせたところで、3年生右腕の柴田に交代しました。この柴田が巧みな牽制球で1塁走者をこの回、2回刺しました。柴田はこの後8回に大ピンチを作りながらもどうにか無失点で早稲田を抑えました。
    東大打線は2回に打ち崩せそうだった小島(2年浦和学院卒)をその後、打ちあぐねます。高校時代に埼玉県予選で完全試合やって、日本代表になった左腕。直球は137キロで、康平くんほどではありません。

    返信削除
  19. 翠嵐卒・小林大雅が投げるとドラマになる(下)2016年10月2日 13:30

    その康平くんですが、7回頃に軽くキャッチボールを始めました。テレビ観戦中のパパ台に知らせると、「いま、応援席でかみさんが映った」とのん気な返信。。。東大が8回に1、2番の連続ヒットとバントで一死2,3塁のチャンスを作ると、浜田監督が康平くんを呼び寄せました。「代打あるかもよ」とパパ台に伝えました。この回は4番、5番がフライで倒れて無得点。9回表、2点を追う東大最後の攻撃に入ります。先頭打者は痛恨のエラーがあった山本主将。見事1塁線を抜いて出塁。その後、二死となりますが四球と死球で満塁とし、好打者2番桐生の打順で、早稲田は右腕柳澤にスイッチ。浜田監督がここで立ち上がり、「代打宮台」を告げます。さあ、舞台は整いました。スタンドは最高潮の盛り上がり。「宮台く~ん!」「宮台、打て―!」。黄色や茶色の声援が飛んで、持ってる男、宮台康平!
    初球空振り。2球目は低めを見送ってボール。3球目も浮いてボール。4球目を流し打ちでヒット性の鋭い打球が3塁線ギリギリを襲います。「おっ」と誰もが思ったその打球が3塁手のグラブにワンバウンドで収まり、そのままベースにタッチしてゲームセット。。。
    「抜けていれば…」。パパ台から嘆息のメールが届いたのでした。2-4。小林2敗目です。
    しかし、ヒット数は双方7本で互角。戦いぶりも東大と早稲田、対等でした。この日の神宮を盛り上げたのは小林大雅と宮台康平という、われらにゆかりの2選手だったことは間違いありません。(丸山)

    返信削除
  20. 康平くん、リリーフでほろ苦い今季初勝利(上)2016年10月8日 20:23

    こんな雨の日に神宮へ行くのはバカか僕くらいでしょう。しかし、神様はけなげに通うおっさんにご褒美をくれました。康平くんが相性のいい立教(パパ母校)から8日、今季初登板、初勝利を挙げたのです。
    試合前、濡れた三塁席に腰を下ろします。東大の練習が始まるも、肩に違和感の康平くんはノッカーの隣りで球渡し。キャッチボールもしません。先発は翠嵐ルーキー小林かと思いきや、多摩高卒4年の三木。ゆかりの選手が出ない…。ま、いいか。
    三木は右のサイドスロー。下投げと言うべきかもしれません。先頭打者への初球は96㌔のカーブ。その後も緩い球しか投げませんでしたが、見逃しの三振でした。しかし、2番打者にいきなり左越え2塁打を浴びます。「こりゃ、時間の問題で滅多打ちか」。傘の下で頭を抱えました。犠牲フライで3塁まで行かれましたが、4番打者を1塁ゴロに仕留めて何とか切り抜けました。2回も2塁打を1本。しかし、立教打線には最速118㌔の直球が日頃の相手と比べて遅すぎるのか、タイミングが合わず無得点。
    「案外いけるかも」と思った3回の先頭9番打者に、レフトスタンドへ運ばれて1失点。タイミングを外さないとこうなります。しかし、東大も頑張って4回表に四球の走者を犠牲フライ2本で返して1-1。その裏、土砂降りになって、80分間の試合中断。

    返信削除
    返信
    1. 訂正:最後の段落に「犠牲フライ2本で返して」とありますが、2塁走者のタッチアップは犠打にならないそうです。パパ台の指摘により訂正します。面目ない。

      削除
  21. 康平くん、リリーフでほろ苦い今季初勝利(中)2016年10月8日 20:25

    パパ台にメールすると、英検会場の監督の仕事を終わってテレビ観戦中でした。
    雨が上がってカウント3ボールから試合再開。三木は見事に2つストライクを取りますが、なんと次の球をホームランされてしまいました。1-2…。
    しかし、東大は6回から登板したリリーフ陣の好投に応えた1、2番の連続内野安打で7回に2-2に追いつきました。康平くんはキャッチボールを始めたものの、相手の捕手は立ったまま。パパ台に知らせましたが「投げないよ」と返信。そうだろなと思いましたが、浜田監督が康平くんを呼び寄せたのが気になりました。
    2-2で9回を迎えます。立教の投手は8回から主将の澤田。巨体からメチャ重そうな148㌔を投げ込んできます。振り遅れる東大打線。「とても打てそうにない」と思いました。しかし、3番山田が二死からセンター前にはじき返すとすかさず盗塁。四球を挟んで5番楠田が右越えの2塁打!とうとう逆転しました。3-2。さあ、9回裏を守り切れば、秋の初勝利です。好投の4年生右腕山本俊が行くのかと思いきや、ここで背番号1がマウンドへ向かいます。まさかの宮台康平。春に立教を完封した腕を信じて浜田監督、勝負に出ました。

    返信削除
  22. 康平くん、リリーフでほろ苦い今季初勝利(下)2016年10月8日 20:27

    ところが、投球練習する康平くんの球は行方が定まりません。浮いたり、ワンバウンドしたり。嫌な予感がしました。案の定、先頭の4番打者にいきなり四球。バントで一死2塁。続いて右前安打で1,3塁。球速は143㌔まで出ているんですが、制球が定まりません。三振を一つ取って二死。あと1人。ここで迎えた8番上野敦が5球もファウルして粘ります。9球目が外れて四球。満塁で9番高橋信。今日ホームランを打っています。力で押さえようとした康平くんのボールは高めに浮き、痛恨の押し出し四球。3-3の同点となり、山本俊先輩の勝利が消えました。なおも満塁で1番打者。2球ボールの後、ようやく低めに集まった球を空振りさせて三振で切り抜けました。これが本来の康平くんの投球です。
    延長10回。立教マウンドは1年生の田中誠。主将の澤田から大阪桐蔭リレーです。東大は先頭打者の捕手喜入が、高いボール球を強引にセンター前へ。無死1塁で打席に康平くん。バントを2つファウルしてヒッティングに切り替えました。これが図に当たってエンドランに成功。一死2塁の好機が訪れます。二死後、ここまで4安打の1番下雅意がレフト前へ5安打目。二死2,3塁。2番桐生が二遊間を破って喜入が生還。4-3としました。
    10回裏は、康平の不在をカバーしてきた3年生右腕柴田が3人で片づけて、東大がやっと秋の1勝目を収めました! 終わってみれば、東大は無失策。安打は東大が14で立教が6。甲子園のスター軍団相手に、無名選手たちもコツコツやることをやれば勝てるんですね。
    試合後、パパ台からは「パソコンの前で超緊張してました。うちの愚息がご迷惑をかけました!」とメールが来ました。確かに、ドキドキハラハラで何度も呼吸が止まりかけました。(丸山)

    返信削除
  23. 翠嵐ルーキー小林、試練のマウンド(上)2016年10月9日 22:36

    東大は28季ぶりの勝ち点がかかった立教との第2戦に臨みました。先発は翠嵐卒ルーキー小林。昨日の劇的勝利の余韻が漂う神宮の東大応援席は満員です。片や立教は4分の1程度の入り。立教OBパパ台もネット裏の東大寄りに僕と並びました。「今日で決めてほしいね」と、気持ちいいほどスタンスを明らかにしています(笑)。残念ながら康平くんは昨日のスクランブル登板直後だけに、大事をとってこの日はベンチからも外れました。
    小林くんは立ち上がりに苦しみます。立教の先頭打者、打率4割超の佐藤拓に中越え2塁打を浴び、四球、犠打の後、4番にタイムリーを食らって2失点。3回までに5四球と制球が定まりません。球数もかなり多く、パパ台は「ここで、マルケンならどうする」と聞いてきました。パパ台監督なら交代なんでしょう。東大の浜田監督は続投を決断。しかし、4回表は2安打で1点を失い0-3と離されました。
    この裏の東大は二死から主将山本克、捕手喜入の連続2塁打で1点を返し、小林の打順を迎えます。翠嵐卒ルーキーはここまででした。代打の竹中はレフト前に落とすヒット。暴走気味に2走の喜入が突っ込んだところ、捕手が返球を落として生還。2-3に迫ります。パパ台は「高校野球なら絶対突っ込ませる。こういうミス多いんだ」と解説しました。

    返信削除
  24. 翠嵐ルーキー小林、試練のマウンド(下)2016年10月9日 22:36

    5回表は昨日先発した多摩高卒の下投げ右腕三木に交代。巧みな投球でかわします。そしてこの裏は先頭の1番下我意が今日2本目のヒットで出塁。犠打と単打で一死1,3塁。打順は4番田口。二つ空振りして2-2となった5球目。ストライクに見えましたが判定はボール。パパ台は「う、この判定は分岐点になるぞ」と一言。予言通り次の6球目、田口は三遊間の深いところに転がしてタイムリー内野安打。同点に追いつきました。東大応援席ははち切れんばかりの騒ぎです。ただここで一押しができず、同点止まり。でも先発小林の負けは消えました。次の6回表にまた1点失って3-4。その裏に東大の2年生宇佐美がライトポールに当たるまさかのホームランでまた追いついて4-4。必死に食い下がります。
    しかし、東大の粘りもここまででした。終盤にリリーフ柴田が3点を失い、打線もリリーフ登板した立教のエース田村と主将澤田の剛球に抑え込まれて4-7で敗れました。優勝争いしている立教にすれば、東大に勝ち点奪われるのは恐怖のはず。必死でした。応援席も気が付けば8割方埋まっていました。
    パパ台は2時間かけてバイクで帰宅。「悔しさがこみ上げてきます」とメールが来ました。忠実な立教OB、K野貴光くんの安堵の顔が目に浮かびます。小林は4回79球で被安打5、四球5、奪三振1、自責点3。1年生にしては十分すぎる経験を積んでいます。(丸山)

    返信削除
  25. 小林くん、法政打線に屈す2016年10月23日 11:15

    秋のリーグ戦も東大は最終カードの法政戦。10月22日はすっかり寒くなってグランドの康平くんも白いトレーナーを羽織っての試合前練習です。この日も肩の違和感は回復せず、先発を翠嵐卒ルーキー小林大雅に譲りました。バックネット裏の東大寄りに、パパ台、T樫くんと僕が陣取りました。
    前の試合が立教vs明治で、中日ドラ1の明治・柳とオリが指名した立教・澤田による主将投手同士の投げ合い。負けると優勝可能性が消える立教が驚異の粘りで一打逆転まで迫りましたが、柳がねじ伏せました。パパ台は「すごかったな、今の試合」と興奮気味でした。
    法政は優勝から遠ざかりドラフトの指名もなく、ちょっと元気がありません。しかし、東大・小林の立ち上がりをとらえて初回に3塁打と2塁打で簡単に1点を奪います。小林は直球の調子がいいのか、初回に128㌔や最速の129㌔を多投しましたが狙われました。
    法政の先発菅野は140㌔台後半の右腕。「福島県で高校時代に完全試合やってるんだよ」とパパ台解説が入ります。東大打線も散発的にヒットは出ますが連打できません。
    小林は0-1で迎えた3回裏。四球の走者を3塁に進められながらも二死を取りました。迎えるは4番金子凌。ここでパパ台が「外野の守備が深すぎるんじゃないか」とつぶやきました。すると、打球は左翼前の浅いフライ。討ち取ったんですが、左翼手楠田が一瞬下がりかけてから前進。飛び込んだもののボールは転々とします。3塁走者が生還。パパ台の予感が的中しました。しかも、5番打者の楠田がこれで手を痛めます。運命のプレーでした。楠田は交代。小林は続く打者にも左越え2塁打を浴びて2失点。この回で降板しました。55球で被安打5自責点3。ほろ苦い試合でした。
    観客席には遅れてエリ姉が登場。小林の降板後でした。さらに、ママ仲間で観戦していたY田あやさんも翠嵐席にやってきて一緒に観戦しました。8回表には東大が二死満塁として打席に立教戦で右翼ポール直撃ホームランを放った9番宇佐美が入ります。僕が持ち込んだ日ハム応援グッズを女性陣に渡して声援を送りましたが無念の三振…。Y田さんはカープ女子だったそうで、日本シリーズ前に失礼しました。0-8と大差がつき、康平くんの出番は投打ともにありませんでした。
    小林くんが1年生でこれだけの経験を積めたのは何より。来年は康平くんと左腕王国を作ってください。(丸山)

    返信削除
  26. 悲しき後日談2016年10月25日 0:48

    昨日23日、NHKのBS1と総合テレビでそれぞれ流れた「俺たちは勝つ 東大野球部」という番組は出色でした。これまでスタンドから見守ってきた康平くんと東大ナインの素顔の映像がたっぷり流れました。この秋に立教戦で上げた1勝を軸に、康平くんと先輩の山本俊投手(4年)、楠田創外野手(3年)が絡んだ物語に仕上げています。
    製作費と人員に恵まれたNHKのこと。膨大な映像から素材を選んで編集したに違いありません。ですが、この45分番組では伝えきれなかった後日談があります。
    番組では、右肘痛で長い回数を投げられない山本俊が立教戦で好投して、康平くんに9回裏のマウンドを託し、康平くんが失点しても懸命に激励する感動的な場面を流しました。この試合は延長戦で勝利したわけですが、翌日の勝ち点をかけた2戦目。東大は3-3の同点に追いついて、6回に山本俊が登板します。しかし、二死1塁の場面、5人目の打者に2球を投じたところで突如、顔を歪めて降板しました。涙でベンチに引き揚げる彼の顔は忘れられません。「やっちゃったな」とパパ台。右肘痛が再発したらしいのです。4年生の悲しい終章。翌日から、山本俊がベンチ入りすることはありませんでした。
    一方、番組の立教戦で9回に勝ち越し打を打ったスラッガー楠田は、相性の良かった法政と対戦した10/22に悲劇に襲われます。苦手の守備で3回裏、二死3塁でレフトへの浅い飛球にダイビングして捕れず、手を痛めて交代しました。強打者を欠いた東大はこの日、法政に0-8の大敗。楠田は翌日の2戦目も欠場し、東大は敗れました。
    もちろん、偶然なのでしょう。それでも、番組がフォーカスした選手がそろって故障してしまった運命を呪わずにおれません。。。(丸山)

    返信削除
  27. 神宮の災難、転じてパパ台の小さな喜び2016年10月27日 19:22

    10/22夕方、東大vs法政の観戦を終えたパパ台幹事長。「さて、帰るか」と神宮球場に止めたバイクにまたがりますが、エンジンがかかりません。さあどうした。本人から手記が届きました。
          ◆       ◆
    22日は試合後に1時間半、神宮外苑に居ました。バイクのレッカー車を待って。
    「戸塚の自宅まで、同乗させてはもらえないと思いますよ」と、保険会社には電話で言われてました。最悪、50キロ歩くしかないなと。ところが、レッカーの運転手様。「いいですよ~」。ただ、私、わけあって高速道路に乗れません。その申し出も快く引き受けていただきました。
    私、15年くらい、車の助手席に1時間以上乗ったことはなく、道中不安でした…。案の定、途中でトイレに寄らせていただきました。それでも嫌な顔ひとつ見せない運転手様。話をしていくうちに何とも言えない親近感が…。どうやら、1歳年下だと。かつ横浜出身、えっ、日吉台中学の野球部だった!「W田って知ってます?」「はい、もちろんです」――。
    カミングアウト以降は会話が弾み、気が付けば戸塚に。神宮の試合終了から、およそ4時間が過ぎておりました。歩いたら、多分今ごろ(注・23日夜)帰宅だったでしょうね。

    返信削除
  28. 翠嵐卒ルーキー誕生秘話2016年10月29日 14:36

    1年生の秋にして堂々たるマウンドさばきを見せた翠嵐卒ルーキー小林大雅投手ですが、高校時代から東大が目を付けていたそうです。
    きっかけは翠嵐野球部が地区予選で横浜隼人高校を訪れたこと。同校の水谷監督は甲子園経験のある名将ですが、130㌔をびゅんびゅん投げる左腕の小林くんに目を留めました。聞けば、東大志望で成績は学年2位とのこと。「これは」と思って、旧知の東大の浜田監督に伝えたところ、早速隼人高校に飛んできて、小林くんを見てほれ込んだそうです。浜田監督は塾経営者で、進学校の有望な球児を誘い集めては東大合格の野球部秘伝を授ける合宿を開いてスカウトしてきました。宮台康平くんもこのルートです。わざわざ勧誘しなくても、翠嵐で2番なら小林くん、東大受けてたでしょうけどね。見事文科2類に現役合格して、野球部の門をたたいたということでした。(丸山)

    返信削除